【ワールドトリガー】王子一彰を解説。キレキレでキラキラなあだ名製造機お兄さんに迫る

王子一彰（おうじかずあき）はB級5位王子隊でアタッカーを務めるキレ者です。盤面を見て次を予測する力が非常に高く、隊長としての能力も高いです。また、何事もポジティブに捉えたり、面白く捉える性格であり、その掴みどころのなさが魅力だったりします。

本日は彼の魅力や知られざる真実に迫っていきましょう。

王子一彰のプロフィール

1月11日は王子一彰隊員の誕生日です！
気品に満ちた振る舞い・佇まいはまさに王子様👑
実況解説では、不特定多数の聴衆も意に介さず、トリッキーなあだ名を躊躇なく使っていくストロングスタイルも素敵です！#ワールドトリガー#王子隊員お誕生日おめでとう#かぎ座 pic.twitter.com/40Bx8ZQevi

— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) January 10, 2022

王子はBBFで情報が明かされていないため、多くの情報は不明です。
しかしながら、分かっている情報を並べると王子のキャラに合ったプロフィールであり、いかにも「王子」といった感じが出ています。特に好きなものが王子らしさ満載であり、いかにも洋風の王子を感じさせるものになっています。

また声優も豪華であり、ワンピースのキャベンディッシュやNARUTOの我愛羅、遊戯王のエド、エヴァンゲリオンのカヲルなど知的系やキラキラ系などが似合う人物が王子を演じており、ピッタリと言えます。最近だと猗窩座も演じており、現役バリバリですね。

主な活躍

出典：ワールドトリガー ©葦原大介／集英社

王子は中盤から登場した人物であり、隊長が強いB級上位の中でも強さは控えめです。しかしながら、頭のキレはA級上位レベルであり、その卓越した知能により戦略戦術で実力以上の相手を倒している印象です。そんな三雲をそのまま強くしたような王子の試合を１つ１つ解説していきます。

B級ランク戦Round6

生駒隊・玉狛第2（三雲隊）と対戦し、生駒隊が生存しましたが、玉狛第2（三雲隊）が勝利となりました。
得点は
・三雲とのタイマンを王子が制す
・雨取のレッドバレットで体勢を崩した水上を王子がバックワーム奇襲
・樫尾が蔵内のサラマンダーでごちゃっとしたところをハウンドで南沢を制す
になります。
全員がベイルアウトとなり、
・王子は空閑との乱戦で足をかけられ、体勢を崩したところを斬られる
・蔵内は空閑のバックワーム奇襲により首を斬り落とされる
・樫尾は三雲のスラスターで斬り倒される
となりました。

王子隊は自陣へのロスの少なさを意識して標準的なマップである市街地Aを選択しました。
これは玉狛第2を意識したものであり、
・開けたマップ（レッドバレットが通りやすい）
・狭いマップ（ワイヤー陣を展開される）
という極端なマップを選ぶことが玉狛にとって有利であることから、マップには凝らないようにしました。また、生駒隊とは対照的にかなり作戦を練っており、序盤はフリーにすると面倒くさいオッサム狙いでいくことを決めていました。また、単純に狙うことだけではなく、相手の動き等も予測した精度の高い作戦を練っていました。一方で生駒隊はいつもの顔ぶれということでいつも通りといった感じでした。

序盤はオッサムだと思われる位置をいくつか予測し、予測ポイントを１つ潰すことで向かう方向を定めました。そして、走りながらも相手の狙撃ポイントを綺麗に予測し釣られないように行動していたりと、走りながらも考える並行処理能力の高さを見せつけます。

その後もオッサムが西に動くことを予測して、位置が分からないもののまるで分かっているかのような追跡を見せます。しかし、空閑に横槍を入れられた上に蔵内が雨取にレッドバレットを打たれたことで状況が変わります。さらに生駒隊が参入したことで不利な状況と判断し、退散します。

その後、樫尾に対して先が見えすぎている確実な予測を伝えながら、細かいレッドバレット対策も伝えていました。王子の予測能力の高さと事前準備の良さがここでも光ります。
樫尾が三雲、雨取にやられたところに登場し、王子が三雲と雨取を追い詰めます。王子は二人相手でも圧倒しており、三雲を実質左腕だけで倒します。最後は首を掴んでそこからスコーピオンを出すという癖の強い倒し方をしています。

雨取に対してはハウンドを向けられて「撃てないね」と決めきっていましたが、半分正解といった感じであり、追跡させないために地面を打たれたことで目的は達成されてしまいました。王子しては珍しく裏をかかれました。その後、暫く身を隠した中で水上が瓦礫とレッドバレットで体勢を崩したところを見逃さずにバックワーム奇襲します。空閑にやられたことをやり返す形であり、こういう皮肉も入れていくところが王子っぽくあります。しかし、生駒の生駒旋空を避けきれずに足を落とされ機動力が半減します。その影響もあり、生駒の生駒旋空でごちゃっとした状況で空閑の機転を読めずに攻撃を回避しきれず、落とされます。しかし、置きハウンドで最後の反撃を入れていました。

振り返ると、王子の予測力が高すぎる試合であり、
・初期リスポーンから三雲位置を予測する（正解）
・釣られていると予測する（正解）
・三雲の逃げる方向を予測する（正解）
・雨取を追い詰めるシーンを予測する（正解）
・雨取がハウンドを撃てないことを予測する（半分正解）
・雨取の狙撃が止んだ時に隠岐の反撃だと予測する（正解）
・生駒のワイヤー崩しを読む（正解）
といったようにほとんどのことを読み切っており、王子の先読み能力の高さがよく分かる試合でした。

B級ランク戦Round8

影浦隊・東隊と対戦し、東隊の勝利となりました。
得点等の試合内容は不明ですが、3点取ったことが確認されています。
影浦隊・東隊・王子隊：3・4・3
であったことから、東1人が生き残り生存点を取ったと予測されます。

予測の範疇を過ぎませんが、影浦は感情受信体質でも東の攻撃を知ることができないので、影浦は東にやられたと予測できます（他に負けそうな相手がいない）。
また、王子が東隊のサブトリガー解禁に驚いており、やられたような表現をしていたことから、奥寺・小荒井ペアに誰かしらがやられたと予測できます。この時点で東隊は生存点も入れて4点になるため、北添と絵馬は王子隊にやられたと予測できます。
機動力のない絵馬と北添は機動力のある王子隊を苦手とするため、やられるのは予測できます。

王子的には自分よりも戦術性の高い東率いる東隊がサブトリガーを解禁した＋自分たちよりも強い影浦隊相手に健闘したことをよくやったと自画自賛していました。確かによくやった結果であり、頭を使う部隊だからこそ安定した結果を出せたと言えます。

閉鎖環境試験

遠征選抜試験では王子2番隊の隊長として選ばれています。
オペレーター：影浦隊の仁礼
第１プール　：3番手で二宮隊の辻
第２プール　：3番手で生駒隊の生駒
第３プール　：10番手で弓場隊の帯島
を指名しています。
くじ運は有利側であり、３回の内２回はかなり良い順番で隊員を選べています。「走れて、剣が使えて、組み合わせ的に面白そうなメンバー」というコンセプトであり、トリオン消費を抑えられる近距離選手を中心に集めており、他の部隊よりも先を見据えた隊員構成となっています。

閉鎖環境試験では２日目終了時点で６位であり初日が７位であったことからも適応能力の高さを見せ、着実に順応している印象です。真面目な辻がおちゃらける生駒に苦労している姿を見せていますが、他の隊よりも雰囲気のいい状態を作れており、メンバーの精神的な状態も良い方です。そもそも王子隊は長時間戦闘試験を見据えた構成であるため、閉鎖環境試験重視ではありません。ですが、良い順位であることからも王子の適応能力の高さが見て取れます。賢い王子と辻がどこまで点数を上澄みできるかがポイントになりそうです。

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性格

王子の性格は
・楽しいことが好き/冗談が好き
・戦略家
・他人に興味がある
・機転が利く
・独自の世界観
といったワードからなる性格をしています。王子の性格が分かるコトとして
・遠征選抜試験では一緒に行きたいで生駒（理由は面白いから）を取る
・とは言いながら、走れる部隊という軸のコンセプトがある
・戦闘中もかなり頭を使っている
・チェスが好き
・とにかく読みが鋭すぎる
・王子の高い戦術についていける頭のいい隊員を集めている
・新生部隊の玉狛第2に興味津々
・幅広い隊員にあだ名を付けている
といったところです。かつては尖っていたようですが、今の王子を見るとその性格もマイルドになったようで、かなり外交的で優しい人物と言えます。しかしながら、ただの外交的で優しい人物ではなく、その尖り？は独自の世界観として残っており多くの隊員にあだ名をつけたりしています。また、あだ名を付けているのも外交的な面と通じるところがあり、相手と仲良くなるためのキッカケ作りと言えます。特に玉狛第2には興味があるようで、同じように頭の使える三雲を気にしています。

王子が他人と絡む姿は、おちゃらけた感じでふわふわしているような様子に見受けられますが、その本質はかなり頭を使うタイプであり、チェスが好きだったりとオフタイムでも頭の運動を好むタイプです。戦闘中も常に先を見ており、相手の行動もよく見ています。

オンタイムの王子はキレキレで相手にするとかなり厄介な性格をしていますが、オフタイムは小南（年下）に呼び捨てにされても笑っていたり、冗談が好きで面白いことが好きな愉快なお兄さんと言えます。

交友関係

王子の交友関係は広いです。
敵を作らない温和な性格をしている上に本人も色々な人と絡むのを好むため豊富な人脈を形成していると予測されます。新生の玉狛第2にも興味津々だったりするのも王子らしさと言えます。

明確に分かっている交友関係は
・初代弓場隊（弓場、神田、藤丸）
・王子隊（蔵内、樫尾、橘高）
であり、隊の面々とは仲良く過ごしています。また、年下の小南に上から目線で話されてもノリよく反応していたりしていました。

また勝手にあだ名をつけていたりしており、あだ名をつけられた人たちとは１回は交友があると予測でき、そうなると結構な面々と交友があるとわかります。

見た目良し、性格良し、外交的である王子は誰とでも仲良くなれるできた男だとわかります。

隊での役割

王子隊は
・アタッカーの王子（エース兼隊長）
・シューターの蔵内
・アタッカーの樫尾
・オペレーターの橘高
から成るチームです。B級上位に位置する部隊の中では特別な隊員やゴリ押しなどは使わない戦略と戦術で戦う部隊です。

王子隊は機動力を大事にしており、走れる部隊というコンセプトです。
風間隊のステルス戦闘や荒船隊のスナイパー部隊のようなコンセプトの強い部隊ではありませんが、戦闘における軸が決まっていることにおいては同様であり、癖の強い王子らしい部隊と言えます。

基本的には局所戦を得意としており、全員がまとまって行動しながら戦います。機動力と頭数、様々な戦闘方法を王子が上手く組み立てることで、相手の連携を崩したり有利な盤面を意図的に作ったりして、集団で相手をおとしていきます。蔵内や樫尾はそこまで戦闘スキルが高いわけではありませんが、王子隊はB級5位に位置しています。このことからも、その戦術性はかなり高く、王子の隊長力はA級レベルと言えます。能力で押さずに戦略戦術で活路を見出すのが得意な王子隊は特別なスキルを持たない並の隊員達が目指すケースモデルの１つと言えます。

そんな王子隊ですが、王子の役割は
・戦略戦術の立案、指示
・スコーピオンによる奇襲や変則的な戦闘
・弧月を用いた武闘派な戦闘
・ハウンドを用いた牽制や釣り出し
といった、エースと隊長を担うタイプの人物です。エース兼隊長になるのはよくあるケースですが、王子隊も例にもれず王子が隊長とエースを兼任しています。王子は十分な戦闘能力は持ちつつも、どちらかと言えば頭脳派であり指揮を担ったり戦略戦術を動かしていく方が向いているタイプです。B級上位のエースである二宮、空閑、ヒュース、影浦、生駒と比べて一歩劣ることからもよく分かります。

そのため、エースとしてタイマン勝負をゴリゴリ仕掛けに行くような戦いはせずに
・取れる点を取りに行く
・数的優位を作って数の勝負を仕掛ける
・奇襲を仕掛ける
といったように、自分をよく理解した上での戦いをします。

王子自身に特段大きな弱点があるとは言えませんが、隊としては弱点が残っている状態であり、エース兼隊長は負荷が高くなる傾向にあり、木虎がいない時の嵐山隊と同様といえます。高い指揮能力を持つ嵐山が指揮に重きを置いてエースを別の人物におくことで躍進したことからも、王子隊もエースと呼べる人物が加入すると大きく変わるかもしれません。そういう意味だと遠征選抜試験で作った王子２番隊はエースといえる生駒がいることからも、B級離れの戦闘が見れるかもしれません。

あだ名一覧

王子（）がつけたあだ名は以下の通りです。

名前	あだ名	画像
蔵内和紀	クラウチ
樫尾由多嘉	カシオ
三上歌歩	みかみか	？
二宮 匡貴	二宮さん	？
犬飼 澄晴	スミくん	？
辻 新之助	辻ちゃん	？
三雲修"}”>三雲修	オッサム
空閑遊真	クーガー
雨取千佳	アマトリチャーナ
ヒュース	ヒューストン	？
影浦雅人	カゲくん	？
仁礼光	ハルニレ	？
生駒達人	イコさん
水上敏志	みずかみんぐ
隠岐孝二	オッキー
南沢海	カイくん
東 春秋	東さん	？
奥寺 常幸	おっくん	？
小荒井 登	コアラ	？
弓場 拓磨	弓場さん	？
帯島 ユカリ	オビ＝ニャン	？
外岡 一斗	トノくん	？
神田忠臣	カンダタ	？
香取 葉子	カトリーヌ	？
若村 麓郎	ジャクソン	？
三浦 雄太	ミューラー	？
穂刈篤	ポカリ	？
照屋文香	てるてる	？
漆間恒	ウルティマ	？

そこそこまぁまぁな話

「アイコンの作成過程より作者からは「たぶんアホ」と言われている」
自分のキャラアイコンはキラキラの王子様でありながら、あのデザインなのでたぶんアホと言われています。

「アイコンの作者はオペレーターの橘高」
橘高はデザイン高校出身であり、デザインセンスに優れているという裏付けもあります。

「キャラアイコンには秘話がある」
雨取：『僕のヒーローアカデミア』に登場する蛙吹梅雨のようなカエル顔であり「堀越さんも快く許してくれてよかった」と語っています。
空閑：ポン・デ・ライオンを意識

「定着したあだ名もある」
三上のミカミカや穂刈のポカリは他の隊員も使う定着っぷりです。東もポカリと呼んでいます。

「賢いが普通校」
どこか王子らしさを感じます。ついでに隊員の蔵内は進学校の生徒会長であり、樫尾は進学校中等部の生徒会長であり、エリート部隊です。作者からも「知性に優れる」と言われています。

「かつては尖っていた」
昔は今よりも尖っていたらしく、そういった尖りの影響もあり普通校を選んだとか。

「弓場隊から独立して隊を発足」
初代弓場隊の「弓場、神田、王子、蔵内、藤丸」から王子と蔵内が独立して王子隊となりました。

「遠征で一緒に行きたい隊員はおもしろい/おもしろそうだからという理由」
生駒、加古、佐伯、ヒュース、雨取（雨取はトリオン量にロマンがある）。

「遠征で一緒に行きたくない隊員は冗談が通じなさそうだからという理由」
三輪１人が選ばれています。

「遠征で一緒に行きたくない隊員は冗談が通じなさそうだからという理由」
三輪１人が選ばれています。

「チェスが好きであり、隊室にも完備」
隊室にもチェス盤があり、作戦室の机と兼用になっています。そして、王子隊の面々もチェスに興味を持ち始めています。

「名字とキャラが一致しすぎている」
キラキラな見た目、キレる頭、乗馬が好き、チェスが好き、洋風な雰囲気、隊長といったように王子に相応しいステータスになっています。

「ポイント数は不明」
実力的にはマスタークラスにありそうですが、明かされていません。弧月、スコーピオン、ハウンドを使うため点数が分散されている可能性もあります。

パラメータ

王子のパラメータは不明です。しかしながら、王子という人物像や戦闘能力が良く分かる戦闘シーンは描かれているため、なんとなくの予測が可能です。王子に近しい人物なども参考にすると
トリオン：７
攻撃：８
防御・援護：７
機動：８
技術：８
射程：４
指揮：７
特殊戦術：２
合計：51
くらいだと予想しています。

トリガーセット

王子はかなり器用な部類であり、その特徴を遺憾なく発揮したトリガーセットになっています。弧月、スコーピオン、ハウンドという３種類を器用に扱う変則型のアタッカーです。攻撃系の武器を２種類用いるのは村上（弧月、レイガスト）がいますが、シューター系の武器も含めた３種類を用いるアタッカーは王子のみです。好んで使うのはスコーピオンであり、王子の機転を体現したり、走れる部隊を体現するためにも弧月よりも軽いスコーピオンの方が合う場面が多いようです。

奇襲や変則的な相手にはスコーピオン、力押しや正統派な戦いが求められる時は弧月、中距離からの牽制や釣り出しはハウンドといったように近中距離で隙のない戦いを披露することができます。

おまけ

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