ガトリンとは。ガロプラの運命を背負う苦労の耐えない男を徹底解説

ガトリンはガロプラの玄界遠征部隊隊長を務める苦労人です。ガロプラ襲来時に現れた強いキャラクターってだけではなく、「苦労人」「ただの良いお父さん」「故郷には家族がいる」など知れば知るほど、情が湧く人物です。

本日は彼の魅力や知られざる真実に迫っていきましょう。

ガトリンのプロフィール

出典：ワールドトリガー ©葦原大介／集英社

ガトリンはアフトクラトルの命を受けて、玄界に派遣されたガロプラの軍人です。
過去にアフトクラトルより侵略され、属国となって以降、アフトクラトルからの司令を受けて行動する立場となり、苦労の耐えない人物です。
そんなガトリンですが、実力もさることながら、魅力度も作中屈指の人物です。そんな漢人気のある彼を深ぼっていきます。

主な活躍

ガトリンは近距離アタッカーに類する武器を使用し、背中から鋭利なアームを繰り出し攻防一体として扱います。ボーダーのトップアタッカーからの攻撃を捌き切る姿はガロプラの隊長として文句なしの姿でした。それでは具体的にどんな戦闘だったのかを解説します。

玄界トップアタッカー4人

「予定通りだ　10分で終わらせるぞ」
「敵をすべて倒す必要はない」
「戦闘開始だ」
「15分に変更だ」
「見事」

無駄な戦闘はせずに基地の最深部まで辿り着いたガトリンはラタリコフと共に玄界のトップアタッカーである
・A級1位太刀川（個人総合1位、No.1アタッカー）
・A級3位風間（個人総合3位、No.2アタッカー）
・A級小南（No.3アタッカー）
・B級9位村上（No.4アタッカー）
と対峙します。結果は惜敗でしたが、迅の予知がなければ、作戦は成功だったようです。

この戦闘で起こったことは
・部屋の各所にある罠にすぐさま気づく
・初手に身を隠していた風間に腕を一本もっていかれる
・初手から大技の大砲を繰り出し、遠征艇が隠された壁を攻撃
・村上がガードにはいり、怯んだところをドッグが腕をちぎる
・再三繰り出される太刀川の旋空をバシリッサで防ぎ切る
・小南の大斧を同じ箇所に2度くらい、アームの一本を切られる（ブラックトリガー以外に折られるのは、恐らく初）
・太刀川、小南相手に1人で押し続ける、ガードし続ける
・旋空をガードし、カウンターで太刀川を抑える
・1度もトラップを踏むことはなかった（後にワープに変更）
・小南のメテオラを真正面から受けて無傷
・旋空×スラスター×メテオラをガードしきる
・太刀川をブラインドにして2発目の砲撃を放とうとするが、小南に斬られる
・アームを脚にして、砲撃を放つが、村上にガードされる
といった感じでした。

忍田レベルのガトリンはやはりかなりの強者であり、サシであれば誰も敵わないレベルでした。もし、遠征艇を狙わずにシンプルな切り合いであれば、どっちが勝っていたか分からなかったでしょう。

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性格

ガトリンの性格は
・冷静沈着
・現実主義
・穏やか
といった、隊長に相応しい正確をしており、ボーダーだと風間に近い性格をしています。
そのため、ガロプラのメンバーからも信頼が厚く、ガトリンからの指示に忠実です。

状況を見極め、最適な手を打つことに長けており、作戦会議や戦闘中であろうと、常に冷静に行動しています。下手な理想論に期待しようとはせず、あくまで現実的な手段から最適な手を取ることに長けており、玄界を襲った際は無駄な交戦はせずに最小の手数で最深部までたどり着いています。その後も目的の達成を最優先にし、初手から奥の手を使ったりと、しっかり最善手をとります。

これだけ見ると、血の通っていない冷酷無情な感じに見えますが、穏やかであり、決して感情的に怒ったりはせず、諭すような言い方をします。敵の上手いところには素直に褒めるところもあり、人間がデキています。

そして、アフトクラトルの属国であるため、上からの指示があります。無意味に反発して、仲間を危険に晒すようなことはせず、しっかりと受け止め命令を実行する真面目さもあります。ただ、それ故にいつも苦労が耐えない感じが滲み出ています。

現在は属国なので、安心した毎日を送れるわけではありませんが、好きなものが「家族・魚の串焼き・鹿肉のシチュー」であり、本当は休日に家族とアウトドアをするような優しいお父さんだと思われます。

交友関係

ガトリンは遠征部隊の隊長であり、
・副隊長のコスケロ
・ガロプラ第4王子のオルカーン・マーダックことラタリコフ
・ウェン・ソー
・レギンデッツ
・ヨミ
を率いています。彼らからの信頼は厚く、司令には忠実です。

また、ガトリンの立場上、アフトクラトルとの関係もあります。基本的には下請けのような立場になるため、雑で難しい司令を年下からいいように言われる、現実社会のような辛さがあり、良い関係性ではないですが、ガトリンがもつ1つの交友関係です。

最後はガロプラメンバーと玉狛支部です。現在は交渉をして、互いに利のあるから付き合っていますが、今後は利害関係なく付き合えるのではないかと予測しています。

隊での役割

ガトリン隊は近距離から中距離で構成された隊です。
・超パワーと超ガードを持つガトリン
・相手に不利益を与えるガード系トリガーを持つ、支援型のコスケロ
・中距離で飛び回る武器を自在に操るラタリコフ
・近距離で撹乱を得意とするウェン・ソー
・近距離パワー型のルーキーのレギンテッツ
・完全並行同時思考を持つヨミ
といった感じであり、もしボーダーにいればA級1位間違いなしの編成です。
ラタリコフ1人でも風間と同程度の実力を持ち、ラタリコフとウェン・ソーはA級以上のいい色と天羽より評されていることから、コスケロも同様にA級以上の実力者だとなります。

また、ヨミもオペレーターとしては超一流であり、アイドラ2体を操ればA級レベルの隊員を4人は足止めできます。エンジニアとしても優秀であり、例えるならば「国近＋宇佐美」のような人物です。

そんなガトリン隊でのガトリンは
・作戦立案
・戦闘指揮
・指示出し
・最重要ポイントを担う
といった感じで、何でもこなします。
そのレベルも高く
・アフトクラトルのオーダーの意図を読み切った上での作戦立案
・端的ながら分かりやすい指示
・目まぐるしい状況変化に対して冷静な判断と指示
・高い戦闘能力
など「東以上の頭＋風間以上の落ち着き＋太刀川以上の戦闘能力」のような存在です。

そこそこまぁまぁな話

『ワールドトリガー』から初のスピンオフがいよいよ登場!? 少年マンガの枠を飛び出し、青年誌「グランドジャンプ」にて連載開始です。「ジャンプSQ.」連載中の本編ともども、よろしくお願いいたします！ #ワールドトリガー#エイプリルフール pic.twitter.com/WLDh5Hd2xR

— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) April 1, 2019

「我東 倫太郎」
エイプリルフールネタで妻のウェン、子のヨミ、上司のハイレイン、取引先の太刀川、部下のレギンテッツというスピンオフです。

「故郷に妻と８歳の息子」
一家の大黒柱です。

パラメータ

・攻撃は同率3位（忍田、太刀川に次ぎ、小南と同順位）
・技術は攻撃手の中で同率1位（忍田と同順位）
・指揮は同率4位（東、忍田、ハイレインに次ぎ、風間と同順位）
・トータルは東、木崎と同順位

天羽が忍田さんと同じくらいと評したのは、いい線をいっており、そのレベルの実力者というのがパラメータからも分かります。
また、ガトリン隊と交戦したメンバーと比較したチャートを見ると、ガトリンのパラメータの高さが分かります。

トリガーセット（バシリッサ_処刑者）

ガトリンの専用トリガーであり、ノーマルトリガーです。
・背中からカマキリのようなアームを4本生やし、攻防一体として利用
・大砲による超火力の射撃（連射は不可）
・ベイルアウトに似た機能により離脱機能
が大きな機能であり、離脱機能はボーダーと同様にデフォルト機能として搭載されている可能性が高いです。また、超火力の大砲もバシリッサのベース機能というよりは、アタッチメント機能であり、ボーダーでいうトリガーセットに似た考えで作られている可能性が高いです。そのため、バシリッサといえば、背中から生やす4本のアームのことであり、これがガトリンの専用トリガーだと思われます。

攻撃力もさることながら、防御力がとてつもなく高く、ブラックトリガーでなければ、アームを折ることが難しいとされています。小南は傷をつけた箇所に大斧を打ち込むことで何とか一本切り落としています。しかしながら、
・小南のメテオラ
・太刀川の旋空
・村上のスラスター
を同時に受けても、ガトリンは無傷でいられるレベルであり、バシリッサの硬さが分かります。

攻撃力も高いようですが、スピードのある武器ではないので、ボーダー相手に切り裂くことはできず、受け太刀を取られていました。