ワールドトリガーのシューターは二宮匡貴がNo.1(シューターランキング)ということ以外は何も分かっていません。しかしながら、作中の立ち位置や各画面での任され具合などを見ると、シューターの強さ順が分かってきます。今回は、全12名のシューターを強さ順に並べていきたいと思います。
射手(シューター)一覧
隊員 | 使用トリガー |
A級1位太刀川隊 出水公平 | アステロイド、ハウンド、バイパー、メテオラ |
A級6位加古隊 加古望 | アステロイド、ハウンド(改) |
B級1位二宮隊 二宮匡貴 | アステロイド、ハウンド、メテオラ |
B級2位玉狛第2(三雲隊) 三雲修 | アステロイド、(ハウンド) |
B級4位生駒隊 水上敏志 | アステロイド、ハウンド、メテオラ |
B級5位王子隊 蔵内和紀 | アステロイド、ハウンド、メテオラ |
B級7位那須隊 那須玲 | アステロイド、バイパー、メテオラ |
B級19位以下間宮隊 間宮桂三 | アステロイド、ハウンド |
B級19位以下間宮隊 鯉沼三弥 | アステロイド、ハウンド |
B級19位以下間宮隊 秦稔 | ハウンド、メテオラ |
C級 甲田照輝 | ハウンド |
C級 早乙女文史 | ハウンド |
シューターはアタッカー全33名と比べて隊員が少なくC級含めて12名が公表されています。下位のメンバーを除くと揃いも揃って頭脳派であり、チームの戦略を練るポジションだったり参謀だったりします。攻撃手がパワー系だとすれば、シューターはインテリ系な感じがします。
シュータートリガーをフルに活用しているのは出水公平だけであり、他の隊員は3つ程です。三雲修に限っては基本的に1つしかセットしていませんが、シューターです。ポジションを名乗るのはそこまで厳密なルールがないようです。(帯島は2つセットしていますがアタッカーですし、シューターとしてのレベルはヒュースもかなりのものです)。
判明しているポイントや順位
隊員 | ポイント |
B級1位二宮隊 二宮匡貴 | 不明(No.1) |
B級7位那須隊 那須玲 | 8,395 |
B級2位玉狛第2(三雲隊) 三雲修 | 4,309 |
C級 甲田照輝 | 3,792 |
・二宮匡貴は射手No.1であり個人総合2位
・那須玲バイパーでマスタークラス
ということが分かっている程度であり、シューター界隈は謎に包まれています。恐らく、出水公平や加古望もマスタークラスであると思われますが点数は不明です。ただ、そこまでランク戦にこだわるタイプでもないように見えるため、そこまで点数は高くなさそうです。個人的な見解ですが、アタッカーのように血の気の多いランク戦好きが多い感じと比べて落ち着いた界隈であるような気がします。そういう意味でもアタッカー界隈のように1万点超えはそこまで多くないかもしれません。

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12位 早乙女文史
新3バカの1人であり、長髪でソバカスのある男性です。本人は知的風を装っていますが、新3バカでくくられており、実力と言動が伴っていない人物です。
C級は攻撃用トリガーを1つしか使えないため、ハウンドのみを使用しています。実力者が使う釣り出し用のハウンドではなく、狙うためのハウンドです。C級隊員の中ではそれなりの実力者であるため、末永く見守っていきたい隊員です。
11位 甲田照輝
新3バカの1人であり、ツーブロックのような髪型の隊長です。本人はやれやれ系主人公のような実力者を装っていますが、新3バカでくくられており、実力と言動が伴っていない人物です。
C級は攻撃用トリガーを1つしか使えないため、ハウンドのみを使用しています。彼もまた実力者が使う釣り出し用のハウンドではなく、狙うためのハウンドです。とは言っても、作者いわく「修よりだいぶ才能がある」と言われており、才能をしっかり引き出す努力をすれば期待できる隊員かもしれません。
10位 鯉沼三弥
メイントリガー | サブトリガー |
---|---|
ハウンド | ハウンド |
アステロイド | バッグワーム |
シールド | シールド |
FREE TRIGGER | FREE TRIGGER |
総合 | トリオン量 | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 |
33 | 6 | 5 | 5 | 4 | 4 | 4 | 3 | 3 |
間宮隊3人衆の鯉沼という隊員です。ハウンドを重点的に使い、ハウンドを全員でフルアタックするハウンドストームという必殺技を持っています。しかしながら、決まれば強い。決まれば…という技でありB級下位相手に決まっていないことを考えると、練度はまだまだのようです。
パラメータの総合は33であり、間宮隊の中では3番手です。間宮隊の中でも防御・支援が優れており、3人の中ではディフェンス寄りです。隊長の間宮とはトリガーセットが同じです。
9位 秦稔
メイントリガー | サブトリガー |
---|---|
ハウンド | ハウンド |
メテオラ | バッグワーム |
シールド | シールド |
FREE TRIGGER | FREE TRIGGER |
総合 | トリオン量 | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 |
34 | 5 | 6 | 3 | 5 | 5 | 4 | 3 | 3 |
間宮隊3人衆の秦という隊員です。シューターの中でもアステロイドを入れていない唯一の隊員であり、ハウンドを重点的に使います。ハウンドを全員でフルアタックするハウンドストームという必殺技を持っています。しかしながら、決まれば強い。決まれば…という技であり、以下省略…
パラメータの総合は34であり、間宮隊の中では2番手です。間宮隊の中でも技術が優れており、3人の中ではテクニック寄りです。他には眉毛のない隊員ということくらいです…
8位 間宮桂三
メイントリガー | サブトリガー |
---|---|
ハウンド | ハウンド |
アステロイド | バッグワーム |
シールド | シールド |
FREE TRIGGER | FREE TRIGGER |
総合 | トリオン量 | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 |
36 | 6 | 6 | 3 | 5 | 4 | 4 | 5 | 3 |
間宮隊3人衆の鯉沼という隊員です。ハウンドを重点的に使い他の隊員と同様です。
パラメータの総合は36であり、間宮隊の中では最も優れています。隊長だけあって指揮が5であり、そこが差別化ポイントとなり間宮隊の中では優れています。しかしながら、隊は19位以下であり、ハウンドストームという名前は良いものも上手くいっていないことを考えると、間宮隊の中にそこまでの差はないように思えます。
7位 三雲修
メイントリガー | サブトリガー |
---|---|
レイガスト | アステロイド |
スラスター | FREE TRIGGER |
FREE TRIGGER | シールド |
スパイダー | バッグワーム |
総合 | トリオン量 | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 |
32 | 2 | 3 | 4 | 4 | 5 | 4 | 6 | 4 |
本作の主人公であり、持たざる者と言われる人物です。殆どの漫画では主人公がトップレベルの実力者であることが多いですが、ワールドトリガーはその常識を打ち破っており、主人公でありながら作中でも下位の実力です。シューターとしても7位であり、技術の低さやトリオン量の低さを指摘されており、シューターとしては下位に位置します。
パラメータの総合も32であり、間宮隊の3名と比べても劣っている始末です。しかしながら、パラメータが公表された時からB級ランク戦Round8が終わるまでの間で成長している点やパラメータは指標を図る全てではないという点から間宮隊よりは上に位置させました。ただ、B級中位以降のシューターと比べると劣るためこの位置です。
三雲の場合は個人で戦うよりも集団戦により戦術の幅を広げることが重要であり、個人で戦う場合は戦術が限られているため、本来の力が発揮できない傾向にあります。個人で戦うとトリオン量が少ないため、力押しもできませんし、技術もないため一人時間差攻撃等のテクニックもありません。トリオン量の少なさを活かしたフェイクアステロイド(本来はハウンド)という技がありますが、1度きりの技であり連発はできません。
とは言っても自分をよく分かっているからこそ、準備を欠かさない男であり、分析をして勝算を見つける頭があります。
・風間蒼也相手に何とか1引き分けに持ち込む
・カメレオンに対して、アステロイドを散らす戦術を思いつく
・終盤まで隠れて、不意打ちを狙う
・置きアステロイドと打撃により三浦程度なら仕留める腕がある
など戦い方に工夫を入れる努力は欠かしません。ランク戦では二宮匡貴相手に不意打ちを決めていることからも、確実に力を伸ばしている隊員です。
6位 蔵内和紀
メイントリガー | サブトリガー |
---|---|
ハウンド | ハウンド |
アステロイド | FREE TRIGGER |
シールド | シールド |
メテオラ | バッグワーム |
総合 | トリオン量 | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 |
ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
王子隊の参謀であり、合成弾も使用する生徒会長です。イケイケドンドン系ではなく、冷静沈着という言葉が似合う隊員であり、常に冷静な立ち回りに定評があります。また、トリガーの仕様に詳しく、誰も知らないようなトリガーの仕様まで知っています。そのあたり、かなり研究熱心であり、探究心の高い隊員と言えます。また、王子隊のコンセプトである「動ける」ことも大事にしており、鈍足シューターというわけでもありません。
しかしながら、空閑遊真の奇襲に一歩も動けずにやられたりと隊員としての素の性能が高いわけではなく、戦術の立案や指揮も王子一彰に任せています。そのため、シューターとしては努力家な面は見えつつも、基礎能力に課題が残る印象です。
三雲修と真っ向勝負をすれば勝てる程度の実力者と判断しましたが、他のシューターに比べると戦闘センスや経験に劣ると考え、この位置としました。
5位 水上敏志
メイントリガー | サブトリガー |
---|---|
アステロイド | アステロイド |
メテオラ | ハウンド |
シールド | シールド |
FREE TRIGGER | バッグワーム |
総合 | トリオン量 | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 |
ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
生駒隊の頭脳であり、戦術の立案や指揮も担うシューターです。頭のキレが凄まじく、同時並行処理や先を読む力、詰めていくための作業が物凄く上手くハメていくのが上手いです。また、嘘つきブロックリーと言われており、アステロイドと口にしながらメテオラを放ったりと細かいテクニックを入れてくるところから言われています。
その実力はボーダーの実力者からも一目置かれており、二宮匡貴やヒュースは遠征に一緒に行きたい隊員として選んでいます。しかしながら、シューターとしての実力は並であり、ヒュースからも「部隊で相手をした時の『厄介さ』」で評されており、二宮からは「盤面を整えるうまさ」を評価されています。シューターとしてよりも、全体を動かす力を評価されています。実際に個人で戦う際は空閑遊真に意表をつかれたり、犬飼澄晴と弓場拓磨にあっさり追い詰められてやられています。
B級4位の頭脳であることからも、B級5位の一隊員である蔵内和紀よりは優れていると判断しましたが、個に定評のある那須玲を始めとしたシューター陣よりは劣ると判断してこの位置にしました。
4位 那須玲
メイントリガー | サブトリガー |
---|---|
バイパー | バイパー |
アステロイド | FREE TRIGGER |
シールド | シールド |
メテオラ | バッグワーム |
総合 | トリオン量 | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 |
50 | 7 | 8 | 6 | 8 | 8 | 4 | 5 | 4 |
B級7位那須隊の隊長であり、可愛さと実力を兼ね備えた隊員です。那須玲の良さは
・シューター1の機動を持つ
・バイパーをリアルタイムに引く技術力
・好戦的な弾バカ族
・鳥籠という専用技を持っている
ことであり、高い技術力に兼ね備えてスピードと前のめりなマインドを兼ね備えています。
特にバイパーの扱いには秀でており、鳥籠により集中シールドと範囲シールドの出し方を間違えれば1発で仕留められる技を持っています。また、置きメテオラもお手の物であり、相手の後方に置いておいたメテオラをバイパーで的確に射抜くことも可能です。
しかしながら、弾自体のパワーは上位陣に比べると劣っており、シールドでガードすることは難しくありません。また、防御もそこまで得意な方ではなく、時間差攻撃にやられたり香取葉子の意表をついた攻撃にやられたりと優れた攻撃性能と比べると劣っているように感じます。
個人的には4位と5位の差は結構あると感じており、シューターとしての実力者は4位からだと思っております。
3位 加古望
メイントリガー | サブトリガー |
---|---|
スコーピオン | ハウンド(改) |
タイマー(試作) | アステロイド |
シールド | シールド |
バッグワーム | テレポーター(試作) |
総合 | トリオン量 | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 |
54 | 9 | 8 | 5 | 7 | 8 | 4 | 6 | 7 |
A級6位加古隊の隊長であり、クールビューティーな女性です。彼女を一言で言えば「パワー&スピード」であり、高い火力を高いスピードで繰り出します。
・トリオン量が9という高数値(シューター界隈は二宮匡貴や出水公平のような抜けた存在もいますが、9は充分高い数値)
・テレポーター(試作)によるスピードの底上げ
・タイマー(試作)による(恐らく)時間差攻撃を支援するトリガー
・ハウンド(改)によるよりテクニカルな戦い
・意外?にも進学校を卒業している頭の良さ
・東塾卒業生であり、戦術にも理解がある
といったように、技術力にも一日の長があります。嵐山准からも、加古さんが抜けるとパワー勝負でキツいと言われており、加古望のパワーは他者からも認知されています。このレベルになると、ハウンドをぶつけるためには使用せず釣り出しにも使用しており、シューターとしてのレベルの高さがうかがえます。
ここまでくると、弱点という弱点はなく、上位がさらに凄いというのが正しい見方です。
シューターの完成形の1つであり、分かりやすい弱点や改善点はありません。しかしながら、3位であるのは、上には上がいるという点からこの位置にしています。
2位 出水公平
メイントリガー | サブトリガー |
---|---|
アステロイド | アステロイド |
メテオラ | バイパー |
バッグワーム | ハウンド |
シールド | シールド |
総合 | トリオン量 | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 |
56 | 12 | 8 | 10 | 5 | 9 | 5 | 3 | 4 |
A級1位の隊員であり、天才という言葉が似合う人物です。
・圧倒的なトリオン量
・非凡なセンス
・合成弾の生みの親
・合成弾を2秒で生成する
・防御、支援に優れたバック側もできる腕
・全シュータートリガーをセットしており、自在に展開する
・バイパーをリアルタイムで引ける腕
・敵将であるハイレインにも仲間にしたかったと言わしめる力量
・ハイレインの細かい攻撃を防御し切るテクニックとトリオン量
・太刀川慶も仲間に加えたいと思った実力者
・二宮匡貴にも頭を下げられている(認めている)
といったように、実力者ほど認める実力者です。高いテクニックに膨大なトリオン量を誇っているため、シューター同士なら「より膨大なトリオンで押し切る」「より高いテクニックでハメる」くらいしか勝ち筋が存在せず、出水よりテクニックが優れた隊員は存在しないため、出水公平より膨大なトリオンを誇る二宮匡貴しか勝ち筋が見いだせません。シューターに限らずとも出水公平に勝る隊員は数える程度であり、A級1位の隊員に相応しい実力者と言えます。
しかしながら、二宮匡貴はポイント数、トリオン量がより優れており、年の功もあると考え2位としました。しかしながら、二宮匡貴は出水公平のことをかなりかっており、かつては弟子入りしていたこともあります。そういった背景から、二宮匡貴と出水公平にはそこまでの差はないと考えます。むしろ、取って取られての関係でありかなり拮抗した実力同士だと思われます。
1位 二宮匡貴
メイン | サブ |
---|---|
アステロイド | アステロイド |
ハウンド | ハウンド |
シールド | シールド |
メテオラ | バッグワーム |
総合 | トリオン量 | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 |
62 | 14 | 12 | 7 | 6 | 8 | 6 | 7 | 2 |
B級1位二宮隊の隊長であり、かつてはA級4位まで上り詰めたことのある二宮匡貴です。
・シューターNo.1のポイント数
・シューターNo.1のパラメータ
・個人総合No.2
・チート達を除いてNo.1のトリオン量
・東塾の卒業生であり、戦術にも長けている
・パワー勝負は得意な勝負
・時間差攻撃もお手の物
・合成弾もお手の物
・弾1つ1つの威力が高い
・B級ランク戦でベイルアウトしたのは2回のみ(壁越し生駒旋空と空閑遊真の串刺し)
など、申し分のない実力者です。二宮匡貴はシューターとしての実力が優れているのは勿論、戦術を練ることのできる頭を持っています。シューターとしての素養は出水公平の方に軍配が上がるかもしれませんが、戦術性も含めた総合値では二宮匡貴の方が勝ると判断しました。
先程も述べましたが、二宮匡貴と出水公平はそこまで差がないと思われます。出水公平のポイント数が不明なので、なんとも言えませんが、仮に出水と二宮匡貴のポイント数が離れていたとしても単純な実力だけ見比べた時にはそこまで差がないと思われます。ランク戦に対する戦闘狂寄りで勝ちにこだわる二宮と楽しくやっていきたい出水の違いでしかないと思います。
まとめ
アタッカー界隈と比べてシューターは少ないです。その上、ポイント数が明かされている隊員も少ないです。そのため、明確な順位付けがしづらかったり、考察要素も少なめになりがちになってしまいます。しかしながら、様々な要素を組み合わせるとある程度の精度は担保されているのではないかと思っています。皆様的にはシューターランキングを作るならどんな感じでしょうか。
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