ワールドトリガーがエヴァンゲリオンにインスパイアされた?であろう7選

基本情報

ワールドトリガーとエヴァンゲリオン。作者も異なり、掲載されていた期間も異なる2作品です。似ても似つかぬ、共通点を感じない2作品ですが、ワールドトリガーを読めば読むほど、「あれ?これエヴァンゲリオンを参考にしたのかな」と感じることがよくあります。呪術廻戦も他作品の良いところを寄せ集めているように、後発の漫画が今までの漫画の要素を参考にするのは珍しい話ではありません。なので、ワールドトリガーもエヴァンゲリオンを参考にした可能性もあると思っています。本日はそんな可能性を感じた部分についてお話します。全て裏取り的なものはないです。あくまで考察の1つとしてお楽しみください。

ロゴ

上がエヴァンゲリオンで下がワールドトリガーです。似ているか似ていないかで言えば似ていると思います。字体が似ているのは勿論、書き方的なところも似ているように感じます。後述もしますが、ワールドトリガーの初期はよりエヴァンゲリオンに似ていると思っています。このロゴも作品を作る最初期に作ったため、エヴァンゲリオンに影響されて似たんじゃないかと思っています。

本部と子供戦闘員という図

ワールドトリガーと言えば、ボーダー本部があり、そこに所属する主に高校生の隊員たち(中学生、大学生、大人もいるが、高校生が最も多い)が戦闘員として活躍しています。基本的には本部からの指示に従って外来からの敵を駆除しています。

一方でエヴァンゲリオンは同じくネルフ本部があり、そこで戦うのは高校生を始めとした子どもたちです。こちらも本部からの司令で使徒の殲滅を図っています。

どちらも普段は学生として学校に通いながら、本部の隊員としても活躍する二足のわらじのような生活を送っています。この関係性がどうも似ていると感じました。

外部から人間ではない生命体に襲われる

ワールドトリガーはネイバーと言われる外来の敵が玄界を襲うため、迎え撃っています。人に対しても外来であればネイバーであり、人ではないトリオン兵と言われる生命体もいます。

一方でエヴァンゲリオンも同様に使徒と言われる生命体が襲ってきます。そして、渚カヲルという人ではない生命体も存在します。

どちらにも人とそうではない生命体が存在しており、予告なしに襲ってきます。この関係が似ていると感じました。

城戸正宗と碇ゲンドウ

ワールドトリガーのボーダー本部で1番偉い人は城戸正宗です。仏頂面で何を考えているか分かりづらい怖い雰囲気を醸し出す男性です。かつては笑顔溢れる人物でしたが、数々の仲間を失ったことがキッカケで今のような性格になったと言われています。

一方でエヴァンゲリオンの本部で最も偉い人は碇ゲンドウです。彼もまた仏頂面で何を考えているか分かりづらい怖い雰囲気を醸し出す男性です。若い頃は楽しそうにする姿もあったようですが、奥さんを失ったことをキッカケに変わっていきます。

個人的にはキャラ設定が似すぎていると感じましたが皆さん的にはいかがでしょうか。

生命エネルギー的な概念

ワールドトリガーは生身の人間がトリガーを用いてトリオン体になった後に戦闘を行います。この概念についてはまだ詳しく解明されていませんが、黒トリガーが人間由来であることからも全てのトリガーというのは、大なり小なり人間のエネルギーを使ってできていると予測しています。人間が自らのトリオンとトリガー(人間の集合エネルギー的なもの)を使って…と考えていくとかなり生命エネルギーに関する考えが強いように感じます。

一方でエヴァンゲリオンはエヴァンゲリオンに乗って戦うわけですが、こちらもただの機械ではなく、人間のエネルギーを由来にしたものが多くあります。人間と同化していたり、ちぎられると血を吹いたりなど人造人間という言われ方をしています。

どちらも人間が人間ベースの製作物を使って戦う感じがどうも似ていると感じました。

負けても死なない事が多い

ワールドトリガーはトリオン体を破壊されると換装体から生身の姿に戻ります。玄界のノーマルトリガーであればベイルアウトして基地本部に戻ります。
エヴァンゲリオンはエヴァンゲリオンが破壊されることで戦闘不能になります。戦闘が上手い隊員であればプラグから射出して脱出を図ります。
どちらもベースには人間がいながら、別のもので戦っており負けてもすぐに死ぬわけではありません。その後、生身の人間を狙われれば負けてしまいますがストーリー上そうなることは多くありません。

根拠としては少し弱い気がしますが、この辺りの戦闘に対する考えが少し似ていると感じました。

廃墟

これはワールドトリガーの初期の雰囲気とエヴァンゲリオンが似ているなーと感じており、その要素の1つに廃墟があることだと思いました。ワールドトリガーはネイバーの襲来に備えて人が住んでいない廃墟エリアがあります。エヴァンゲリオンもサードインパクト等の影響で廃墟になったり、ネルフ本部の都合で魔改造された場所があります。

普通の街もありながら、そういった地域もある。廃墟では主に物語の人たちが戦闘で使ったりなどしている感じが似ているなーと感じました。

まとめ

ワールドトリガーがエヴァンゲリオンに影響されまくっていたら、「パクリ」「二番煎じ」など言われるのが関の山です。しかしながら、ワールドトリガーはエヴァンゲリオンのパクリや二番煎じなどは言われていません。そういったことからも、仮にワールドトリガーがエヴァンゲリオンに影響されたとしても、それはあくまで参考程度やリスペクトを込めた考え方の転用であり、ワールドトリガーはワールドトリガー独自の世界観ができています。そのため、もし影響されていたとしたら相当上手く取り込んだなという思いです。

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