【ワールドトリガー】最新話(219)まとめ【ネタバレ注意】

人物紹介

219話は引き続き遠征選抜試験の閉鎖環境試験に関する話でした。派手な戦闘シーンや緊張感あふれる場面ではないので、退屈に感じる方も多いかもしれませんが、こういった何気ないシーンに各隊員の色や性格がでたり、いつかのシーンで「上手く伏線がはられていた」なんてこともあります。

ネタバレをしすぎるのはあまりよろしくないと思いますので、ポイントを絞って要点で理解できるように解説していこうと思います。

諏訪7番隊

三雲が共通のサインを使って意思疎通に乱れが起きないように提案し、それを採用した後の展開です。
「前半:0勝5敗」という散々な結果でしたが、「後半:2勝2敗1引き分け」という巻き返しに成功しています。
作中では若村11番隊を「味方ユニット7、敵ユニット4」で倒し勝利していました。
これに対して、チーム内では喜びの声が上がりつつも、香取だけは若村の体たらく具合に呆れ&不安を示しています。
補足情報として、敵ユニットは4の内2つはヒュースであり、ゲームの上手さも光っています。ヒュースのユニットが強いことも関連していると思いますが、流石と言えます。

そして、ここからが考察です。
諏訪7番隊は2勝2敗1引き分けでしたが、
・残りの1勝と1引き分けはどこの隊からあげたのか
という話です。諏訪7番隊は「王子2番隊、柿崎3番隊、北添4番隊、来馬5番隊、若村11番隊」の5チームとの試合を残していました。若村11番隊には勝利したので残りの4隊から絞っていくことになります。分かっている情報として、前半戦の成績は
王子2番隊:2勝1敗2引き分け
柿崎3番隊:2勝2敗1引き分け
北添4番隊:1勝3敗1引き分け
来馬5番隊:2勝4敗
です。また、バランスブレイカーである水上9番隊(4勝1引き分け)とゲーム上手集団の歌川1番隊(5勝)と対戦している隊は負けても致し方ないと言えます。それを考慮すると
王子2番隊:2勝2引き分け(歌川1番隊に敗戦)
柿崎3番隊:2勝1敗1引き分け(歌川1番隊に敗戦)
北添4番隊:1勝1敗1引き分け(歌川1番隊、水上9番隊に敗戦)
来馬5番隊:2勝2敗(歌川1番隊、水上9番隊に敗戦)
になります。また、各隊の補正として
王子2番隊:王子の頭脳と生駒の成長、チームワークの良さで重ねる毎に強くなりそう
柿崎3番隊:影浦と犬飼の軋轢が強くなっていく懸念がある
北添4番隊:菊地原と南沢の軋轢が強くなっていく懸念がある
来馬5番隊:可もなく不可もなく
という情報が重なります。

これら情報から、強さ順に並べると「王子2番隊>柿崎3番隊>来馬5番隊>北添4番隊」になります。そのため、正直に並べていけば諏訪7番隊からみての勝敗は
2勝:北添4番隊、若村11番隊
2敗:王子2番隊、柿崎3番隊
1引き分け:来馬5番隊
になります。

一方で三雲のみが特別課題を対応しており、そちらにも触れておきます。
①上層部の狙いとして考察してほしい4点
②A級隊員たちからの評価
といった感じで評価があり、①②をどれだけ稼げるかが勝負になります。

①については考察してほしい4点の内、どの部隊も共通の2点には触れていると鬼怒田が明言しています。そのため、残りの2点に触れられているかがポイントになってきます。
仮に3,4とした時に
3:全11部隊の内、4部隊が考察できた(諏訪7番隊を含む)
4:全11部隊の内、7部隊が考察できた(諏訪7番隊を含む)
といった結果であり、上層部ポイントはほぼ満点で稼いだと言えます。

②については、話し合いの流れや雰囲気、結果に対してA級隊員が主観でポイントをつけています。諏訪7番隊に対するコメントはなかったですが、
・意思決定の速さ
・スマートな進行能力
・論理的な考察
といったところにポイントがつけられており、その逆はマイナスポイントになりがちでした。諏訪7番隊は
・いち早く三雲が担当することが決まった(全11部隊中3位)
だったため、プラスポイントがあると思われます。ただ、三雲にポイントがついたというよりは諏訪の意思決定能力に加点があったと思われます。

戦闘シュミレーションと特別課題を踏まえると、
戦闘シュミレーション:前半の痛手が響いて、全11部隊の内8位〜11位あたり
特別課題:かなり的を得ていたので、全11部隊の内2位〜4位あたり
だと思われ、合計すると全11部隊で6位〜8位くらいではないかと予想しています。

戦闘シュミレーションの結果

前半戦の戦闘シュミレーションは
歌川1番隊:5勝
王子2番隊:2勝1敗1引き分け
柿崎3番隊:2勝2敗1引き分け
北添4番隊:1勝3敗1引き分け
来馬5番隊:2勝4敗
古寺6番隊:3勝1敗2引き分け
諏訪7番隊:5敗
二宮8番隊:3勝2引き分け
水上9番隊:4勝2引き分け
村上10番隊:2勝2敗2引き分け
若村11番隊:1引き分け5敗
でした。マッチアップのレベルも踏まえて特に強い隊は「歌川1番隊、古寺6番隊、二宮8番隊、水上9番隊」です。
※水上9番隊の2引き分けは古寺6番隊と二宮8番隊から
※二宮8番隊の2引き分けは古寺6番隊と水上9番隊から
※歌川1番隊は5勝しつつも古寺6番隊、二宮8番隊、水上9番隊との対戦はなし

これらの情報+諏訪7番隊の後半戦結果を考慮すると
歌川1番隊>二宮8番隊=水上9番隊>古寺6番隊>王子2番隊>柿崎3番隊>村上10番隊>来馬5番隊>北添4番隊=諏訪7番隊>若村11番隊
という順位ではないかと予想しています。

評価側

先程も述べたように評価は
①上層部
②A級隊員
の2方向から行われます。上層部は問題に対する答えを予め用意しつつ、それに対しての正答率や意外性などで評価をしており、A級隊員は各々が好きなように評価しています。

上層部とA級隊員たちの評価を丸々載せるのは違うかと思いますので、各々がどういったところに重きを置いているかを見ていきたいと思います。
上層部は主に鬼怒田と根付が進行を進めており、各コメントに対しての評価をしています。
それぞれが特徴的な見方をしており、
鬼怒田:話の流れや場の雰囲気など答えを出すまでの過程を見ている
根付:答えに対する妥当性を見ており、アウトプットの質を見ている
感じがします。これはあくまで予想です。

またA級隊員は答えを出すまでの過程と結果に対しての評価をしており、
・隊長の求心力
・各隊員の積極性
・答えを出すまでのスピード感
・答えの質
・A級隊員の評価に対する補足評価
といった感じで各々が自由に点を入れています。

今回の評価でも特に目立ったのが
・木虎に対するプラス評価
・若村に対するマイナス評価
・評価に対してA級隊員の性格がよく出ている
といったところです。
木虎は特別課題の意図を読み切り、自らが1人で対応すると素早く申し出て、理由もスマートに述べ場をまとめ上げました。それに対して5名の隊員からプラス評価を得ています。
一方で若村は特別課題に取り組む人をなかなか決められない上に黙ってしまうという過程を踏んでいます。これに対して3名からのマイナス評価をもらっています。
真木は木虎に対して+2(ほぼベスト)、若村に対してー3(存在感ゼロ)と一刀両断具合が滲み出ており、且つそれも間違っていません。真木の評価は的を得ていますね。

また、評価の仕方にも各A級隊員の性格が出ており
男性:先導力や解決までのスピードなどコスパの良いしっかり者を評価しがち
女性:話の持っていき方や雰囲気などチーム力のエンゲージメントを評価しがち
といった傾向があります。ただ、決して男女で分けられるわけではなく、真木はキッパリした評価を出しますし、小南は「すごいわ」と言いがちだったり個性が出ています。

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