【ボーダーの一般人】若村麓郎(わかむら ろくろう)とは。彼はなぜ香取隊にいるのか?

人物紹介

若村麓郎はB級11位の香取隊でガンナーを務める熱血無能メガネです。
やる気は充分ですが、実力がついてこず、同隊の香取に足蹴にされていたり、真面目過ぎる故に他人にもそのルールを押し付けすぎるところがあります。玉狛第二の三雲のifストーリーをみているようです。

本日は彼の魅力や知られざる真実に迫っていきましょう。

若村麓郎のプロフィール

出典:ワールドトリガー ©葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

名前 若村麓郎
所属 B級11位 香取隊
派閥 城戸派
入隊 約2年前
ポジション ガンナー
ポジションランキング
年齢
17歳(高校2年生)
誕生日 4月16日
血液型 B型
身長 172㎝
星座 はやぶさ座
職業 高校生
学校
三門市立第一高等学校(2-E)
好きなもの
たまごサンド、鶏肉、勉強してる時の華さん
異性のタイプ
少し性格重視×大人しさ重視
モテ度
少しモテる×少しモテたい
成績 良い
生身の運動能力
体力がある×持久力寄り
自分のタイプ
少し体育会系寄り
家族 父、母、姉

若村はシリーズ1の最後にチラッと登場し、B級ランク戦Round5で玉狛第二の相手として登場しました。天才が揃うボーダーの中でもThe一般人的な立ち位置をしており、近私感を感じる方もいるのではないでしょうか。努力や頑張った言動はしますが、なかなか報われることがありません。

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主な活躍

若村はB級中位で隊員を務めるガンナーです。非凡なセンスを持ち合わせてた香取とは正反対の努力はするが全く報われない人物であり、作中でも活躍するシーンがありません。
そんな若村ですがそれぞれの戦いを深ぼっていきます。

B級ランク戦Round5

名言:「「上級者の壁」だと!?いっぺんでもまともな壁にぶち当たってからいいやがれ!!」
玉狛第二(三雲隊)・柿崎隊と対戦し、玉狛第二(三雲隊)が勝利となりました。
香取隊の得点は
・土壇場で敵のスパイダーを利用し、空閑に行くフェイントを見せ、三雲を瞬殺
※ぶっつけ本番で敵のスパイダーを利用した攻撃を出水は「とはいえ、いきなりやってできるか普通」と称賛
になります。
全員がベイルアウトとなり、
・香取は三雲の置き土産ワイヤーに引っかかり、空閑のマンティスで斬られる
・若村は三雲に不意打ちをするも、スパイダーとスラスターの重ねがけで体制とシールドを固定させ、置きアステロイドで撃ち抜く
・三浦は攻撃を受けた香取をフォローしようとするも、その隙をつかれ、三雲にアステロイドで撃ち抜かれる
となりました。

この試合での若村は
・作戦会議でいつもの香取の感じに感情的に反発しだす
・試合早々、空閑にタイマンを仕掛ける香取に苦言を呈する
・相手を見誤り、空閑の接近を許す(香取に指示され気づく)
・香取のわがままプレイを受け止められず、戦闘中に感情的になる
・基本的に相手の隊に振り回されており、効果的な作戦を1つも出せていない
・三雲のスパイダーを最後まで見抜けなかった
・三雲にやられる
といった言動をとりました。

試合内容は褒められるものではなく、
・もしも空閑に協調性がなかったら
・もしも三雲が勘違いして点取屋を狙おうとしたら
という玉狛第二のifストーリーをみているようでした。逆に言えば、最も課題が多い隊であり、それ故に成長性を残しているとも言えるランク戦でした。

B級ランク戦 Round8

名言:「・・・・」(ベイルアウト後に意気消沈する様子)
香取「ちょっと!麓郎!このあとどうすんの!?」

那須隊・諏訪隊と対戦し、那須隊が勝利となりました。
香取隊の得点は
・香取が初スパイダーで意表を突き、諏訪と堤の脚を固定させ、諏訪にスコーピオン膝蹴りをキメる
・香取が那須の攻撃を防御していると見せかけ、仕掛けスパイダーで脚を固定させ、一瞬で距離をつめ、肩から胸にかけてスコーピオンで切り裂く
になります。
全員がベイルアウトとなり、
・香取は那須を撃破した後に、そのまま堤も落とそうとするが、部位の欠損とトリオンの漏出により、良い攻撃は決められず、ショットガンの間合いで撃ち抜かれる
・若村は那須のバイパーを防いだと思いきや、若村の後方に置いておいた那須のメテオラにバイパーをぶつけられ、爆撃される
・三浦は諏訪の意表を突いたショットガンで横から打たれて撃破される
となりました。

この試合での若村は
・ランク戦前にスパイダーを使用するよう、香取に指示する
・那須のバイパー×置きメテオラに引っかかり、何もせずベイルアウト
・ベイルアウト後は意気消沈し、何もしなくなる
・ランク戦後は香取に謝る
といった言動をとりました。

試合が終わってみれば、香取隊が変わるきっかけとなる試合となり、
試合前はいつも通り、香取に文句を言っていましたが、試合後は自分の案が上手くいかなかったと思い、素直に謝っていました。香取も歩み寄りの姿勢を見せており、香取隊が変わるランク戦だったと言えます。

ただ、これは香取の心境に変化があった試合という意味合いが大きく、若村自身は特に何も変化がないとも言えます。試合を見れば、いつもの若村といった感じです。若村の変化は遠征選抜試験に期待せざる終えません。

遠征選抜試験


名言:「・・・ヒュースを指名します!」
遠征選抜試験では若村11番隊として隊員を務めます。
オペレーター:生駒隊の細井
第1プール :11番手で荒船隊の半崎 (悪くない)
第2プール :6番手で諏訪隊の笹森 (三雲と組んでみたかったが、よく知っている笹森)
第3プール :1番手で玉狛第二のヒュース (香取のようなエース格がほしい)
を指名しています。

若村いわく、コンセプトは「特になし」であり、その場で良さそうな隊員を選んでいます。戦術面に弱い若村っぽさがでています。
閉鎖環境試験の評価は片桐隊を除いて10~11番手であり、ヒュースの存在がマイナス面として扱われています。
太刀川は戦闘員としては良いのが揃っていると評するも、若村の指揮が未知数であるため、その点を指摘しています。

実際に閉鎖環境試験になると初日はドベ2でした。三雲のしくじりがなければ実質ドベだったため、早速隊長としての実力不足が出てしまった状態です。また、今後の改善案もヒュースが勝手に喋りだしたと思えば、結構鋭いことを言っていたり、他メンバーもアレコレ言ったりと意見が散らばっている状態です。それを聞いて、判断しかねているところがあり、現状は若村っぽさが出ている状態です。

性格

若村の性格は
・真面目
・熱血
・分析家
といった、どこか三雲のような性格をしていますが、その実態はかけ離れており、サポートに徹する三雲とは違い、自分もエース格であろうとする動きからチームでも空回りしてしまうことが多く、三雲のIfストーリーを見ているようです。

戦闘時は冷静であろうとすることが多く、感覚的に動いたり論理の破綻した行動はしないように心がけています。
・開始早々、エースの空閑に食いにかかる香取に苦言を呈す
・チームで動く玉狛第二を素直に認める
・敵チームの良いところを取り入れようとスパイダーを採用
・作戦会議では積極的に会議をしようとする
といった、しっかりした面も見られますが、実際は情報を処理しきれず、感情的になってしまうほうが多く
・天才肌の香取に対して、1番良くない文句ばかりを言い、結果不穏な空気を作る
・若村の指示で動くことを決めたのに、ベイルアウトした後に意気消沈して、指示をしなくなる
・香取と被る玉狛第二の空閑を引き合いにして、嫌味を言い出す
・現状への文句は言いつつも代案は出さない
など、イマイチな面が多いです。
このように、「才能が伴えば風間」「立ち位置を見極めれば三雲」のように成長の余地は残していますが、現状は性格が空回りしていることが多いです。
また、熱血であり自分でも点が取れるように努力もしています。B級1位二宮隊の犬飼に弟子入りをして、教えを請いていますが、2年経ってもマスタークラスになることはできていません。

遠征選抜試験では隊長を務めていますが、明らかに他の隊長と比べると実力不足感があり、その不足感が既にでています。
・隊員が好き勝手に意見を言うが、まとめられない
・あたふた感がよくでる
・悪いことではないが、選考するのにかなり熟考していた
など、持ち前の情報処理能力の低さがでてしまっています。

しかしながら、いい面もあり、準備周到や気が遣える面もあります。
・対戦前の玉狛第二が遠征部隊を目指している(理由も含めて)とリサーチ済み(結果、染井の良判断の手助けとなる)
・年下部隊の玉狛第二を素直に認める。特に三雲を称賛している
・遠征選抜試験の初日でドベだった諏訪隊にいる香取を気にかける
といった感じで、出来ることはしっかりと準備するタイプです。

所謂、言わなくて良いことを言うタイプであり、
・「こんなこといいたかねぇけど、これ以上落ちたらどうすんだよ」
・「いい加減にしろよ、葉子。ちょっと負けたくらいで毎度毎度」
・「今までだってそうだろうがぁ!」
・「ああ!そうだよ!(ドン)」
・「あのバカ。1人で突撃しやがった」
・「何を偉そうに。そもそもてめーが1人で突っ込むから」
・「バカか。集中砲火で落とされるぞ」
・「いいか葉子。もう勝手な動きすんなよ」
・「いけるか、バカ」
など、香取の扱いが下手くそです。こういった立ち回りの鈍臭さも含めて若村っぽさが出ています。

交友関係

若村の交友関係はあまり明かされていません。
・香取隊
・学校の同じクラス
・師匠の犬飼
がわかっている範囲です。

香取隊の面々だと
三浦:同級生で彼自身は平和主義な感じもあるため、普通の仲
染井:好きに近い感情がある
香取:対立することが多い
といった感じです。最近は寄り添う気持ちもあり、香取なりに良い関係を築こうと歩み寄っていることもあり、若村も強く出ることが少なくなっています。

また、関係性があるのかは不明ですが熊谷と小佐野とは同クラスです。
どちらの隊も隊仲が良いので、羨ましい話を聞いているかもしれません。
また、師匠には学校は違いますが、1つ上の犬飼がいます。性格が合うか不明ですが、コミュ力が高く、マスタークラスである犬飼を慕っている感じがします。

香取とソリが合わない理由

これには明確な理由があります。
それは若村が見下されることを他の人よりも嫌うからです。誰だって、見下されることを大なり小なり嫌だと思いますが、若村はその感じが顕著です。

遠征選抜試験で、一緒に行きたくない隊員に「香取」「真木」を指名しています。
香取:見下される気がする
真木:見下される
といった理由であり、自分を下に見てくる隊員に対して不快な思いを持ちます。香取もまさしくこのタイプであり、香取や真木よりもわかりやすく見下しています。

若村の性格的にも気の強い才能のある人間を苦手としていることが分かります。
特に女性だと尚更な感じが出ており、もしかしたら昭和男児のような思想を持っているかもしれません。

隊での役割

香取隊は近距離から中距離の隊員構成です。
・近距離で攻め立てるエースの香取
・近距離で不意打ちを狙う三浦
・中距離から不意打ちを狙う若村
といった感じであり、明確に香取のワンマンチームとなってます。香取のスピード感とセンスについていけず、チームでの訓練も殆どしていないと思われることから、カメレオンはありつつも風間隊のような連携はなく、あくまで、個々で隙を狙うような戦いです。

そんな香取隊でガンナーを務める若村の役割は、本来サポートです。
・香取が動きやすいように邪魔な相手を妨害する
・カメレオンで相手を撹乱する
といった感じで、香取を中心に動くことができれば、さらに良くなることは間違いなしですが、実際は
・自分も点を取ろうとする
・判断力がなく、動き出しが遅い
・情報量が多くなるとフリーズする
といった感じで、出来ることと出来ないことの仕分けが出来ておらず、いまのところは戦闘面で良いシーンがありません。

とは言いつつも、元々はB級上位であり、ハマれば強いといったチームです。なので良くも悪くもチームの雰囲気が勝ち負けに影響することが多く、悪い時は香取が単独で2点くらいとるのみといった感じで敗戦することが多いです。

若村の課題としては
・エースの香取を活かすチームに振り切る動きになる
・戦術の師匠を探す
・何でもかんでも自分の常識の範囲で語ろうとしない(香取のような天才肌の意見にも耳を傾ける)
・香取が自らチームのために動きたくなるような人間関係をつくる
といった感じで、才能のない戦う面で努力するのではなく、適切なポイントに力を注ぐことでより良いチームになると思われます。

そこそこまぁまぁな話

「師匠は犬飼」
ガンナーの師匠です。

「染井に好意をいだいている」
しかしながら、染井は嵐山のファンです。

「男前」
作者いわくです。ただ、2枚目(優男)感がないとも言われています。

「香取の兄の友人で、その繋がりでチームに入った」
意外な関係性ですね。そうでもないと、香取と若村が一緒の隊にいないかもしれません。

「マスタークラスではない
2年経ってもマスタークラスにはなれていないです。ただ、B級上位〜中位の隊員レベルであれば、普通です。

「若→ジャク 村→ソン」
王子からのあだ名です。

「PDW型の銃」
師匠の犬飼譲りです。どちらかといえば、サブマシンガンであり、近距離よりで連射性能が高く、弾数の多い銃です。

「2ポジションでマスタークラス」
アタッカー(スコーピオン)、ガンナー(ハンドガン)でマスタークラスに到達しています。訓練嫌いでほぼ才能だけで到達しているため、非凡なセンスがうかがえます。

「常識的で努力家」
来馬からの評価であり、一緒に行きたい隊員として選ばれています。

パラメータ

トリオン 攻撃 防御・援護 機動 技術 射程 指揮 特殊戦術 トータル
6 6 7 6 7 4 3 3 42

本人はかなり努力しているようですが、パラメータは低いです。特に指揮は低く、遠征選抜試験の隊長ではワースト1位です。実際に香取隊を見ても、その低さは顕著にでています。ただ、防御・援護や技術はそれなりということで、前向きなポジションではなく、サポートに特化する戦いができれば、活躍できるかもしれません。

 

トリガーセット

メイントリガー サブトリガー
アステロイド:突撃銃 カメレオン
ハウンド:突撃銃 FREE TRIGGER
シールド シールド
FREE TRIGGER バッグワーム

PDW型の銃であり、犬飼を真似ています。近距離向けのサブマシンガンです。これに近距離向けのカメレオンを組み合わせた戦いを得意とするのが本来の形のようです。

筆者の意見としては、香取をフォローできるような「スパイダー」「エスクード」などを上手く使えれば活躍できるのではと思っています。

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