【ワールドトリガー】時枝充を徹底解説。「眠そうなやつ＝デキるやつ」に漏れない援護職人

時枝充（ときえだみつる）はA級5位嵐山隊でオールラウンダーを務めるデキる援護職人です。序盤から登場し、玉狛メンバーを幾度となく助けています。目立つタイプではないため、その実績は通好みのものであり、語りがいのある人物とも言えます。

本日は彼の魅力や知られざる真実に迫っていきましょう。

時枝充のプロフィール

出典：ワールドトリガー ©葦原大介／集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

【餅】が好きな他の隊員
A級1位太刀川隊　太刀川（餅）
B級11位香取隊　香取（煎餅）
B級14位漆間隊　六田（わらび餅）

【みかん】が好きな他の隊員
・A級1位太刀川隊　出水
・A級6位加古隊　黒江
・B級8位弓場隊　帯島
・B級11位香取隊　三浦

【猫】が好きな他の隊員
・A級2位冬島隊　当真
・B級7位那須隊　日浦
・B級13位柿崎隊　宇井

時枝は１６歳組であり、烏丸や歌川といった隊員と同年齢です。
モテ度や運動能力などすべからす平均より上といった感じであり、卒なく合格点を取っている感じが時枝っぽくあります。
また、好きなものが餅、みかん、猫といった冬のコタツで落ち着く感じがでており、これもまた、時枝の落ち着きっぷりと似合う感じがでています。そんな卒なく良い感じにデキる時枝の魅力を深ぼっていきます。

主な活躍

嵐山隊はA級ということもあり、B級ランク戦のようなランク戦は描かれておらず、活躍はまだありません。
しかしながら、大規模侵攻やブラックトリガー争奪戦など大きな出来事には必ず顔をだし活躍しています。そういった事件にピックアップしていきながら、活躍を深ぼっていきます。

ブラックトリガー争奪戦

忍田の命により玉狛支部を守る任務につきました。具体的には迅のサポートということで、「A級1位太刀川隊の太刀川、出水」「A級2位冬島隊の当真」「A級3位風間隊の風間、歌川、菊地原」「A級7位三輪隊の三輪、米屋、奈良坂、古寺」を迅と嵐山隊のみで相手することになりました。

嵐山隊は「A級1位太刀川隊の出水」「A級2位冬島隊の当真」「A級7位三輪隊の三輪、米屋」を相手することになり、実力的には劣勢でした。
・嵐山、時枝　VS　出水、三輪
・木虎　VS　米屋
・佐鳥　VS　当真
のような構図となり、嵐山と時枝（後半から木虎とチェンジ）は出水、三輪と対峙しました。この戦いでは
・上手く嵐山をサポート
・自ら木虎の犠牲になりにいく
といったように、縁の下の力持ちっぷりを見せつけました。個人の勝利や活躍よりも隊の勝利をきちんと考えた行動が随所にでており、若い隊員ながら頼れる男っぷりが分かります。

大規模侵攻

大規模侵攻では嵐山隊として登場しました。これは防衛任務をしていたところ、大規模侵攻が始まったためです。ブラックトリガーの空閑がラービットにアツい一撃を与えていたことが影響していますが、嵐山隊がラービットを1番最初に倒しました。その後は木虎とは別行動になりつつも、終盤まで市民を守るための活動をし続けました。市民を守りつつ、不安を与えないように落ちないための行動を両立させるのは難しかったかと思われますが、最後まで役割を全うするあたり、やはり何やかんやデキる男という感じです。

ガロプラ襲来

ガロプラ襲来の際はB級ランク戦Round5の解説を出水と担当していたところもあり、防衛はしていません。ランク戦では、
・柿崎を慕う姿
・ワイヤーの仕組みをすぐに理解する回転力
・安定感抜群の解説力
を発揮しており、時枝っぽさが出ていました。

性格

時枝の性格は
・面倒見が良い
・仕事人
・空気が読める
といったワードから構成されています。
ざっくり言えば、俺が俺がで前に出るタイプではなく、前に出る人を上手くサポートするタイプの性格です。風間隊の歌川に近い性格をしています。それでいて、控えめというわけではなく、仕事人であり自ら判断をして動ける心も持ち合わせています。また、柿崎を「今も大好きな先輩」と評しており、きちんと言葉でも示せるしっかりした人物です。

時枝レベルで面倒見が良い人物はいない程であり、ボーダー１といっても過言ではありません。自らも鍛えて強くなりたいと思うはずですが、
・嵐山隊としての広報活動
・C級隊員の先導
・設備の説明
など誰かのための行動を率先してできる人物です。また、空気を読むことも得意であり、
・風間VS三雲の際に野次馬になったC級隊員をどかす
・三雲のお願いに無碍な態度を取る木虎を説得する
などそれとなくやるべきことをさらっと出来る人物です。

ボーダーにはエッジのたった隊員が多い分、時枝のような縁の下の力持ち的な性格を持つ人物はとても貴重と言えます。

交友関係

時枝の交友関係はそこそこまぁまぁです。理由としては
・広報活動として色々なところに出向いている
・C級隊員や歴の浅い隊員へのサポートをしている
・性格が良い
の3点が挙げられます。
まず、敵を作らず仲間を作る性格と言えます。感情的になったり挑発的な態度をとったりせず、誰かのために何かをする性格であるため、好かれやすいです。その上、嵐山隊の中でも実行部隊的な面があり、隊員を誘導したり、分からないことを教えたりしているため、C級隊員の中では1番認知度が高い可能性もあります。空閑やヒュースも時枝にはお世話になっており、若い隊員程時枝との交友があります。ボーダー外でも嵐山隊として顔がでているため、その認知度は問題ないと言えます。

嵐山隊、柿崎、玉狛支部の面々、C級隊員を中心に交友のある時枝ですが、交友が広まりやすい性格とポジションであるため、歳を重ねるごとに皆から慕われる系の人物になっていくと思われます。

隊での役割

嵐山隊はオールラウンダーチームであり、その隊長を務めるのが嵐山です。
４人編成であり３人がオールラウンダーであるため指揮するだけでも一苦労です。そのため、エースには木虎を置き、嵐山は隊長として指揮を大事にしています。
太刀川隊や二宮隊はエース兼隊長なので、この辺りは方針が異なります。

隊員がバランス良く
・近距離を木虎
・近距離〜中距離を嵐山
・中距離を時枝
・遠距離を佐鳥
という構成です。一歩引いたポジションで木虎と嵐山の動きに合わせて援護するポジションであり、基本的にはガンナーとして援護しています。しかし、スコーピオンも持っているため、近距離戦での援護になればアタッカーとしての援護になると思われます。

高校1年生ですが、達観しているところもあり、感情的に動いたり勝負に走ったりしないのが時枝の良さであり、常に全体最適化を考えられます。そのため、自分がやられても木虎を活かすなど身を挺した判断もできます。

時枝は性格的にも役割的にも目立ってガンガン戦うタイプではないため、分かりやすい良さが見づらい隊員ですが、見方を変えれば必殺援護人であり、嵐山や木虎がA級上位と渡り合えたり、それ以上の戦いが披露できるのは時枝のシャドープレイがあってこそだと言えます。大体人に厳しい木虎が認めているあたり、その援護力を1番感じているのは嵐山隊であり、確かなものだと言えます。

そこそこまぁまぁな話

「あだ名はとっきー」
誰がつけたんでしょうね。柿崎あたりでしょうか。

「ボーダー1の猫を飼っている」
黒っぽいトラ猫がアーサー、白地の黒ぶちがとみおという名前です。

「「眠そうな目のキャラはデキるキャラ」という作者の中の勝手なイメージがあり、時枝もその1人」
東もその系統の筆頭格ですね。

パラメータ

攻撃よりも防御・援護が高いタイプであり、チーム内で最も防御・援護が高いです。パラメータ自体はそこそこまぁまぁといった感じであり、オールラウンダーとしては平均より少し高いといった感じです。また、バランスがあり特段低いパラメータがないのが強みと言えます。

高校1年生組だと天羽、烏丸、歌川、菊地原、香取あたりが強者枠ですが、次点に時枝といった位置かと思われます。

トリガーセット

中距離オールラウンダーであり、突撃銃をメインに使うタイプです。この構成は隊長の嵐山と位置まで一緒であり、嵐山との阿吽の呼吸はトリガーセットからもきています。嵐山はある程度前線でも戦うタイプですが、時枝は一歩引いてサポートが得意なタイプです。そうなると、このトリガーセットは攻防一体のトリガーセットと言えます。