来馬辰也とは。仏の来馬と言われる理由は?唯我に次ぐ資産家の息子の性能とは

人物紹介

来馬辰也(くるまたつや)はB級9位の鈴鳴第一でガンナーを務める仏の隊長です。隊長と言えば、圧倒的な強さや頭のキレ、求心力といった光るものがある人物がなるポジションですが、圧倒的な人徳で隊を率いる唯一無二の隊長です。それ故にチーム力は高く、レベルの高い隊員も集まったりしています。

本日は彼の魅力や知られざる真実に迫っていきましょう。

 来馬辰也のプロフィール

出典:ワールドトリガー ©葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

名前 来馬辰也
所属
B級9位 鈴鳴第一
派閥 薄い忍田本部長派(ほぼ中立)
入隊 約1年半前
ポジション ガンナー
ポジションランキング
年齢
20歳(大学2年生)
誕生日 2月18日
血液型 A型
身長 176㎝
星座 かえる座
職業 大学生
学校
六頴館高等学校卒
好きなもの アクアリウム、マカロニグラタン
異性のタイプ
性格重視×大人しさ重視
モテ度
少しモテる×モテなくて良い
成績 かなり良い
生身の運動能力
少し体力がない×少し瞬発力寄り
自分のタイプ
文化系
家族 祖父、父、母、弟
声優 高塚正也
声優の他作品 ONE PIECE(Mr.5、黒ひげのとこの狙撃手、エニエスロビーでゾロと戦ったやつ、ビスタ)
ドラゴンボール超(大神官)
テニスの王子様(石田銀)
キングダム(龐煖)

来馬はステータスだけ見ると、香取隊の三浦や若村といったThe普通の人物です。好みや傾向にも分かりやすいものはなく、何事も真ん中寄りに位置しています。強いて上げる場合、学業には秀でおり、かなり優秀な部類です。また、ステータスには表れないところにも特徴があり、人徳はボーダー1といっても過言ではありません。そのおかで後輩には好かれています。

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主な活躍

来馬は優れた能力を持つ隊員ではありません。そのため、派手な戦いやカッコいいシーンもありません。しかし、来馬にはいいシーンも満載です。その人間性やチーム力により来馬は色のつく人物です。
その中でも対戦が描かれた試合などから解説していきます。

大規模侵攻

大規模侵攻では主に東率いるB級合同部隊で登場します。その手前はラービットの出現により村上が請け負うことになり、来馬と別役はB級合同部隊に向かっています。

ランバネインを相手することになり、東が慎重に見計らっていたところ、A級3バカの登場により形勢が傾きます。その瞬間を見逃さなかった東がB級隊員に一斉攻撃の指令を出し、来馬含めた隊員はランバネインに襲いかかります。その後、釣り出し戦法のため、囮役として待っていたところ、ランバネインに狙われます。そこを突いた米屋により勝利して勝負ありでした。米屋からは「ナイス囮」「迫真の演技」と言われており、「演技じゃないんだけど」とポロッともらしていました。

B級ランク戦Round3

「人型ネイバーに比べたら、那須さんなんてかわいいもんだ」
那須隊・玉狛第二(三雲隊)と対戦し、玉狛第二(三雲隊)の勝利となりました。
得点は
・村上が熊谷を一方的に追い詰め撃破
・来馬が上空に打ち上げたハウンドが遅れて那須を襲い、トリオン漏出過多でベイルアウト
になります。
逆に撃破されたのは
・別役は那須のトマホークにより爆撃される
・村上は空閑との激戦の末、水中に落とされたところをスコーピオンで刺される
・来馬は那須のトマホークにより爆撃される
といった感じで2点とり、生存点無しの試合でした。

来馬はこの試合でメンタル面の成長があり、那須のバイパーで押されているところでは「押し返す」という判断をしたり、恐怖心に打ち勝って攻める姿勢が度々みられました。なので、試合内容的には1ptでおわりましたが、それ以上に収穫のある試合だったと言えます。

試合内容的には
・那須のバイパーに襲われている別役をシールドで援護
・別役とシールドを合わせながら防御
・時間差ハウンドにより那須をトリオン漏出過多に追い込む
といったものでした。橋を挟んで村上とは離れた位置に転送されましたが、別役と共に奮闘していました。下馬評では那須が全員撃破するのではないかという力関係でしたが、最後まで奮闘して那須の撃破をしております。

ガロプラ襲来

ガロプラ襲来の際はガンナー部隊の1人としてアイドラの撃破に貢献しています。

B級ランク戦ROUND7

影浦隊・玉狛第二(三雲隊)・東隊と対戦し、玉狛第二の勝利となりました。
得点は
・村上が影浦に最も致命傷を与え、トリオン漏出過多でポイントゲット
になります。
逆に撃破されたのは
・別役は照明のオンオフをしていたところ、ヒュースにエスクードされ動きを封じられ撃破される
・村上は空閑とヒュースの連携に苦しめられ、ヒュースに弧月で刺される
・来馬は村上と離されたところを絵馬に壁打ちショットで撃破される
となります。

この試合では別役のアイデアを採用し市街地Dで照明のオンオフ作戦を実施しました。チャレンジを買う良いリーダーっぷりを見せています。そして、前々から試していた村上がガードに入り、来馬が押す編成で臨みました。結果から言えば1点止まりで1番低い点数でしたが、鈴鳴第一の挑戦がいくつもみられ、今後の成長に期待できる試合でした。

試合内容は
・影浦、北添ペアを新しい編成で押す
・空閑、ヒュースペアを新しい編成で押す
といったように、村上とのコンビで各隊のエース組を押していました。来馬らしからぬ?フルアタックを見せていたりと攻撃に重きをおいた戦いを見せていました。実際に空閑とヒュースのシールドを破壊したり、影浦と北添を押していたりと良い攻めを見せていました。その後はヒュースが村上にエスクードを生やし、来馬がエスクードの衝撃で飛ばされ、三雲に襲われ、絵馬にフィニッシュを決められました。

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性格

来馬の性格は
・仏
・温厚
・仏
・優しい
・仏
というワードから成る性格をしています。
ワールドトリガー1といっても過言ではないくらい仲間想いであり、愛情溢れた人物です。
・村上が落ち込んでいたことを心配して雨の中レインコートを着て荒船の元へ向かい情報収集を行う
・別役のアクアリウム殺魚事件を許す
・別役のしょうもない愚行を全て許す
など来馬の優しさエピソードがあります。また、生涯怒ったことがないようで、その仏っぷりがうかがえます。自分のことよりも他人のことを重視しており、何かあっても怒らないのが来馬と言えます。金持ちの子供で甘やかされて育った子というのは傲慢、礼儀知らずといった言葉が似合う性格になりがちですが、もはやその逆であり、来馬の異常性が分かります。

ついでに村上の話を補足をすると、村上が落ち込んでいたのは荒船から剣術を教わっており、強化睡眠記憶により猛烈なスピードで上達していました。そして荒船を抜いた頃、突然荒船はスナイパーに転向してしまいます。村上はこれにショックを受けます。昔から自分が異様なスピードで上達して周りを抜くと、皆が離れていく経験をしていたためです。村上からの言葉を聞きつつ、荒船の元へ向かい事情を聞くと「元々マスタークラスに達したらスナイパーに転向する予定でした。レイジさんのようなパーフェクトオールラウンダーを目指している。そして、経験をメソッド化してパーフェクトオールラウンダーを量産していきたい」といった内容でした。アタッカーからスナイパーに転向した時期と村上が追い抜いたと感じた時期がたまたま被っただけで勘違いであると分かります。先程の事情も含めて、荒船から村上に話して欲しいと直談判し、荒船が了承しスマホで村上に向けたメッセージを伝えて誤解が解けたという話です。この中間で奮闘したのが来馬であり、仲を取り持ちつつも村上を元気づけています。

話を戻して、来馬は大変な努力家で真面目でもあります。優れた才能をもった人物ではありませんが、できることはしっかりとやるタイプであり、指揮や作戦立案で光っています。また、勉学にも優れており、努力家であることも分かります。デキるかデキないかは別として最大限の努力を費やせる人物と言えます。

一方で自分に自信がない側面もあり、戦闘においては勝ち気なところはありませんでした。しかし、大規模侵攻を経て変化が生じ、戦闘においても勝ち気な面が見られるようになってきています。実際にRound7ではガンナーでフルアタックをしたりとポイントゲッターとしての考えが生まれています。

交友関係

来馬の交友関係はそこそこまぁまぁです。
隊歴が浅いこともあり、幅広く深い関係があるとは言えませんが、関係のある人物からは強く慕われています。その最たる例が鈴鳴第一です。鈴鳴第一の面々は来馬を強く慕っており、来馬がいてこその鈴鳴第一と言えます。

また、その徳の高さから多くの後輩から慕われており、米屋からは大規模侵攻で「ナイス囮」「迫真の演技」と軽い感じで声をかけられています。また、遠征選抜試験では弓場からも慕われている姿が印象的です。来馬のことを深く知らない隊員からも徳の高さは認知されているようで、絡みやすい人物として認知されています。

あとは20歳組です。太刀川、二宮、加古、堤といった濃いメンツが集まる世代です。交友のなさそうな雰囲気からしっかりと交友のある世代であり、加古炒飯を食べたりしているようです。

隊での役割

鈴鳴第一は
・ガンナーの来馬(隊長)
・アタッカーの村上(エース)
・スナイパーの別役
・オペレーターの今
から成るチームです。B級9位の隊であり、エースを中心に戦術を練っていきます。というのも、村上が攻撃手No.4というのもあり、高い攻撃性能、防御性能を持っているからです。

簡単に申し上げると「戦術村上」です。
・村上がエースを狩る
・村上が防御に入り、来馬のフルアタック
・村上が戦いやすいように別役が場を整える
・村上が戦っているところを来馬がサイレンサーで狩る
といったように村上を中心とした戦いを繰り広げます。

村上に比重のかかる隊ですが、村上自身はそれに対しておごったり、負担に感じることもなく、精神的にもまとまった隊となっています。これは来馬の人徳がなす技であり、エース型チームの隊長としての成功例と言えます。

また、鈴鳴第一は隊員全員が約1年半前ほどに入隊しており、若い隊です。それ故に強化睡眠記憶による急成長を果たす村上を除いて、個のレベルや隊としてのレベルはこれからといったところです。来馬や別役はまだまだ成長段階なので、彼らの成長をしていくことで鈴鳴第一はさらなる成長を遂げると思われます。

そんな鈴鳴第一ですが、来馬の役割は
・村上の戦う相手をサイレンサーも入れつつ狩る
・村上が防御となり、フルアタックで攻め立てる
・作戦の立案、戦闘中の指揮
・いけそうな相手には戦いを挑んでいく
といったところです。近い人物で言うと玉狛第二の三雲です。基本的にはサポートや指揮を取ることに重きを置いており、エースを活かすための戦いを大事にしています。玉狛第二とは違い、来馬自身でもある程度戦えるため、来馬がポイントゲッターになる戦いも取り入れています。今までは村上が落ちると脆さがでていましたが、大規模侵攻を経て自分でも点を取るような姿勢がでています。来馬の上位互換?、目指す姿は嵐山隊であると思われ、エースは引き続き隊員に譲りつつ、自分でもかなり戦える嵐山が理想形と言えます。

普段は優しさの塊のような性格をしており、戦闘向きな性格とは言えません。その感じが戦闘にもでてしまうような時期もあったようですが、最近は来馬自身も前のめりに戦う姿勢があり、新たなポイントゲッターになろうと姿が印象的です。

そこそこまぁまぁな話

「何かと狙いたくなる見た目」
ランバネイン、ヨミのどちらもが来馬を見つけ次第狙っています。実際に「誰もが狙いたくなる」と言われています。

「ガンナー(アステロイド)で7,881pt」
あと一歩でマスタークラスです。犬飼以下で若村以上といったところです。1年半で到達していると考えれば、よくやっている方です。

「遠征で一緒に行きたい人は東、堤、若村、仁礼、辻」
東:冷静で視野が広いから
堤:優しくて頭の回転が速い
若村:常識的で努力家だから
仁礼:明るくて世話好きだから
辻:まじめでフォローが上手だから
といった理由であり、他人に対して思いやれる人や自己研鑽のできる人が並んでいます。

「遠征で一緒に行きたくない人はなし」
来馬らしい答えと言えます。

「別役の悪魔的行為にも血涙(けつるい)を流して許した」
別役が良かれと思ってアクアリウムを勝手に弄って白茹でにし熱帯魚を全滅させてしまったことに対して、血涙を流して許しています。ついでに来馬はアクアリウムが好きです。また、アクアリウムを本格的にやるには万単位のお金がかかります。愛する生き物とお金を両方奪われても許してしまう男です。

「出来た人」
作者いわくです。

「お金持ちのお坊ちゃんで幼少の頃より甘やかされて育っている」
しかし、横柄な人間性ではなく、かなりできた人間です。また、そもそも人生で怒ったことがないようです。

「加古炒飯のハズレを引かない強運持ち」
同世代に振る舞いがちな加古の炒飯は8割当たりで2割はゲテモノになってしまうようですが、来馬は仏の力が強すぎるおかげで毎度美味しい8割を引いています。

「読者ランク戦の企画で行われた隊長候補ランキング」
魅力ある隊長が多い中で単数投票版で6位、複数投票版で11位を獲得しています。戦闘能力や頭のキレではなく、その人間性で獲得した順位と言えます。

「自分の足りない部分の補佐役・隊の引き締め役として弓場を抜擢した」
穂刈、小荒井、弓場を選んでいます。体力の高さと遠征のような隔離環境でもやってけるポジションさを重視したようです。

「学業はかなり優秀」
BBF公表の83名で13位です。ただの優しいお兄さんではなく、勉強のできる人格者です。

「鈴鳴支部基地のビルを建てたのは来馬家」
流石お金持ちですね。

「どんな状況でも村上と太一は来馬を庇う」、「鈴鳴第一はそういうチーム」
別役が来馬をかばった際に三上と太刀川の会話の中で生まれた太刀川の名言です。

パラメータ

トリオン 攻撃 防御・援護 機動 技術 射程 指揮 特殊戦術 トータル
6 5 6 5 7 4 6 3 42

来馬のパラメータは高いとは言えません。しかし、指揮がチームトップであるため、隊では司令塔を担っています。ついでにガンナーのパラメータが公表されている中ではトップの数値だったりします。

トリガーセット

メイントリガー サブトリガー
アステロイド:突撃銃 サイレンサー
ハウンド:突撃銃 FREE TRIGGER
シールド シールド
FREE TRIGGER バッグワーム

来馬は典型的なガンナースタイルと言えます。今までは村上をエースに置く編成のため、村上を狙う相手を逆に影から仕留めるサイレンサーをセットしていますが、村上を絶対防御のポジションに置く編成では来馬がフルアタックでメインとサブに突撃銃をセットしています(Round7)。また、アサルトライフルの形状は犬飼のような軽いタイプの銃ではなく、皆が想像するアサルトライフルの形状をしています。

おまけ

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