【嵐山の後継者】木虎藍とは。ウザいと言われる理由も解説します。

人物紹介

木虎藍(きとらあい)はA級5位嵐山隊でオールラウンダーを務める高飛車系女子です。作中でも序盤から登場し、三雲や空閑との絡みも多く、その後も大規模侵攻や玉狛第二のランク戦を助ける(主に三雲に指導)をしてきた人物です。かなりの功労者でありながらも、一部視聴者からは「ウザい、嫌い」と言われたりもします。

本日は彼女の魅力や知られざる真実に迫っていきましょう。

木虎藍のプロフィール

出典:ワールドトリガー ©葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

名前 木虎藍
所属 A級5位 嵐山隊
派閥 忍田本部長派
入隊 約1年半前
ポジション オールラウンダー
ポジションランキング
年齢 15歳(中学3年生)
誕生日 6月26日
血液型 A型
身長 161cm
星座 つるぎ座
職業 中学生
学校 星輪女学院(中等部)
好きなもの 自己鍛錬、辛いもの
異性のタイプ 少し見た目重視×かなり大人しさ重視(女性No.2)
モテ度 モテる×モテたい
成績 かなり良い(全体No.2タイ、女性No.1)
生身の運動能力 体力がある×少し瞬発力寄り
自分のタイプ 少し体育会系
家族 祖父、祖母、父、母
声優 花澤香菜
声優の他作品 PSYCHO-PASS サイコパス(常守朱)
ポケットモンスター(コハル)
ニセコイ(小野寺小咲)
寄生獣(村野 里美)
メジャーセカンド(佐倉睦子)
To LOVEる -とらぶる-(結城美柑)
東京喰種トーキョーグール(神代利世)
他多数

【自己鍛錬】が好きな他の隊員
ボーダー本部 忍田
A級玉狛第一 木崎
A級3位風間隊 風間
B級9位鈴鳴第一 村上

木虎は中学生でありながらA級でエースを担う頼れる存在です。勉強も出来、胸も大きく、見栄えも良いので、広報としても活躍しており、ボーダーでも屈指の頼れる働き者です。豪華声優がついていることからも、ワールドトリガー内での重要度がよく分かります。
そんな木虎の魅力について語っていこうと思います。

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主な活躍

嵐山隊はA級ということもあり、B級ランク戦のようなランク戦は描かれておらず、活躍はまだありません。
しかしながら、大規模侵攻やブラックトリガー争奪戦など大きな出来事には必ず顔をだし活躍しています。そういった事件にピックアップしていきながら、活躍を深ぼっていきます。

ブラックトリガー争奪戦

忍田の命により玉狛支部を守る任務につきました。具体的には迅のサポートということで、「A級1位太刀川隊の太刀川、出水」「A級2位冬島隊の当真」「A級3位風間隊の風間、歌川、菊地原」「A級7位三輪隊の三輪、米屋、奈良坂、古寺」を迅と嵐山隊のみで相手することになりました。

嵐山隊は「A級1位太刀川隊の出水」「A級2位冬島隊の当真」「A級7位三輪隊の三輪、米屋」を相手することになり、実力的には劣勢でした。
・嵐山、時枝 VS 出水、三輪
・木虎 VS 米屋
佐鳥 VS 当真
のような構図となり、嵐山と時枝(後半から木虎とチェンジ)は出水、三輪と対峙しました。この戦いでは
・米屋とのタイマンを制す。
※最後っ屁で屋外に放り出され、当真の射撃を受けそうになり、時枝が身代わりになる
・片足がない状態から脚ブレードで移動手段をつくる
・当真の目を完全に盗み、脚ブレードで撃破
と大活躍しました。
バトル野郎で年上の米屋と完全な強さの序列をつけるだけではなく、臨機応変に行動をし、当真を撃破したのはもはや中学生隊員のレベルを有に超えているといえる戦闘でした。

大規模侵攻

大規模侵攻では嵐山隊として登場するも、空閑の代わりに三雲と共にC級隊員の元へ向かいます。ここでも印象に残るシーンはいくつかあり、
・新型ラービットを1人で撃破(片足を失う)
・アフトクラトルの狙いに気づき、本部が進める戦術に寄与する
・追加で送り込まれた3体のラービットより捕まり、キューブ化される
・小南がキューブを回収し、最終的にはエンジニア班によって復活する
ことがありました。

太刀川が異常なだけで、風間隊ですら3人がかりでラービットの討伐をしていたのに対して、まだラービットの解析が進んでいない中で1人で撃破したのは相当の実績です。
攻撃力で勝負するのではなく、スピードと機転で勝負を仕掛けた結果と言えます。

後日談として、トリオンキューブが「諏訪」と呼ばれることについて諏訪本人は、「木虎や千佳がいじられるとかわいそうだから、自分がいじられてる分には別にいいや。だが風間はシバく。」と思っているようで、諏訪による影のフォローが入っています。

三雲への指導

木虎は三雲へのアドバイスは隊員の中でも最も多く、的確です。
基本的に三雲に厳しいように思えますが、何やかんや1番ためになることをしており、木虎のマネジメント力は一級品と言えます。
・模擬戦に付き合う
・スパイダー戦術を伝授
・教えを請うことの礼儀を教える
・闇雲に模擬戦をすることに対して、苦言を呈する(今すべきことではない)
といったように、闇雲に受験勉強をする受験生に正しい学び方と時間の使い方を教える塾講師のように的確でした。実際にスパイダー戦術は功を奏しており、現役で三雲の戦術になっています。こういった恩等もあり、遠征に一緒に行きたい隊員では三雲から最初に選ばれています。

「修のような人間は負けが続けば無償の優しさが重荷になる」
「A級と戦うにはまだ早い
「上と勝負できるようになるにはあと2年必要」

ガロプラ襲来

ガロプラ襲来ではガンナー部隊として参加しつつも、すぐに黒江のフォローに入りました。
・自身の強みと弱みを理解しているため、ガンナー隊ではなく、近距離インファイトで戦う方に向かう
・黒江の戦闘に対して、助言とフォローをする
・アイドラを完全に抑え込む
といった活躍でした。若さ故におぼつかない黒江に対して、戦況を理解した上での助言は的確であり、木虎の助言がなければ黒江はアイドラにやられていました。また、相手の狙いを理解して、戦い方を組むなど中学生ながら大人顔負けの指揮をとっていました。

性格

木虎の性格は
・高い対人欲求
・高いプライド
・エリート意識
といったワードから構成されています。

いわゆるガチガチのエリートであり、
・学業良し(全体No.2)
・A級5位
・エースポジション
・可愛さも兼ね備えている
・胸も大きい
といった、非凡な人材が集まるワールドトリガー内でも数ランク上のエリートです。
そのため、何事においても経験からなる自信があり、戦闘は勿論、意見にも一本筋の通った正論をぶちかまします。
これは、才能だけで成り上がったわけではなく、才能+努力により自分にも厳しくしてきたため、甘えた発言をする隊員(三雲)や努力しないでダラダラしているような人には厳しいです。

また、礼儀等も正しく、自分が失敗すれば謝りますし、先輩感のない佐鳥にもしっかりと敬語を使います。隊室ではお茶目でヌケている綾辻にも言うことは言いながらも立てています。あしらわれた黒江との共闘でも過去のことは引きづらずに、情に流されずに的確な言動をしています。

ただ、年相応の部分もあり、ついついお高く止まってしまったり、プライドの高さで無駄に傷ついていることもあります。
・三雲の学校の生徒に写真を撮られることに、口では止めるように言いながらしっかりポージング
・やたらとA級隊員だということを強調する
・広報活動をしてA級5位であり、そこらのA級5位とは違うことを強調する

・馬の骨の三雲がほぼ初対面の時に同世代と分かるやいなやタメ口を使うことに苦言を呈する
・自分本位で強くなりたい三雲の図々しさに、しっかり頭を下げてお願いするように注意する
※二宮は年下の出水に頭を下げて弟子入りした過去を知っているため
・黒江に軽くあしらわれたことに対して、強くショックを受ける
年上➔舐められたくない
同年代➔負けたくない
年下➔慕われたい
といった気持ちがあるため
・C級トリガーで三雲がモールモッドを撃破したことにライバル意識を持つ
※空閑が撃破したことが分かり、勝手に安堵
・市民に媚びているように見えた三雲を蔑む
といった感じで、若さゆえに達観できていなかったり、感情の起伏が激しくなることもあります。しかし、15歳であり相応の責任ある仕事をしていると考えれば致し方ありません。

こういったこともあり、視聴者からは少し嫌われている面もありますが、ワールドトリガー特有の悪キャラっぽく登場し、実は良いやつでしたの系統の先駆者であり、回が進むごとに木虎ファンは増えつつあります。

他の木虎らしい性格と言えば、烏丸の前(好きな人の前)だと乙女になることでしょうか。声がワントーン高くなりシャキッとします。また、烏丸のことを全肯定であり、烏丸が小南を騙すことも「惚れ惚れする騙しっぷり」といった感じです。

交友関係

木虎の交友関係はそこそこまぁまぁです。
・広報活動が忙しいのでボーダー内に入り浸っているわけではない
・隊歴が浅いので、関係値の低い隊員もいる
・嵐山隊なので顔は広い
・三雲の先生
の4点が挙げられます。
基本的には嵐山隊で行動することが多く、嵐山隊との関係地は深いです。しっかり者枠であり、食べ物に釣られる綾辻に苦言を呈したり、佐鳥に対して呆れたりと比較的しっかり者が揃う嵐山隊の中でもしっかりものです。佐鳥は別として、綾辻は本来しっかり者ですが、隊室だと無邪気なところがあり、しっかり者ポジションを木虎にまかせている感じもあります。

ボーダー外にも認知されており、三雲の学校に訪れた際には有名人を見つけたかのような扱いでした。広報活動をしていることもあり、三門市では有名人のようです。

中学生のA級ということもあり、隊歴が浅い割にはボーダーでも認知されています。緑川に話しかけられたり、黒江から一方的に敬遠されていたり(理由はこちら)、米屋からエリート野郎と皮肉を言われたり、出水から烏丸の隣を譲ってもらったり、香取が大人しく木虎にしときなさいよと言っていたり、隊歴が低い割にはしっかりと認識されています。しかしながら、1年半程であり、スイスイA級に上がっているため、B級隊員とは深い絡みが描かれていません。普段から広報活動で忙しいことを考えれば、よくやっている方です。

また、木虎と言えば三雲であり、視聴者からは「オサキト」と言われるくらい絡みが多いです。基本的には非凡の木虎と凡人の三雲であるため、隊員としては「木虎>三雲」であり、指導やダメ出し、アドバイスなど三雲に対しては遠慮なくガンガン言います。言い過ぎることもありますが、的確なことを言う方が圧倒的に多く、スパイダー戦術を教えたのも木虎です。また、自分の実力を見誤って闇雲なことをしていることに対しても的確なことを言ったりと、三雲の先生のようなポジションです。アニメ版だと三雲のことで小南や緑川にからかわれていたりします。

あとは、とりまるガールズであり、烏丸を目の前にすると目の色が変わってしまいます。とりまるガールズは氷見や香取もいますが、烏丸との絡みが描かれているのは木虎のみです。ただ、烏丸は木虎の恋愛感情には気づいていないようで、恋が実るかはこれから次第です。

隊での役割

嵐山隊はオールラウンダーチームであり、その隊長を務めるのが嵐山です。
4人編成であり3人がオールラウンダーであるため指揮するだけでも一苦労です。そのため、エースには木虎を置き、嵐山は隊長として指揮を大事にしています。
太刀川隊や二宮隊はエース兼隊長なので、この辺りは方針が異なります。

隊員がバランス良く
・近距離を木虎
・近距離〜中距離を嵐山
・中距離を時枝
・遠距離を佐鳥
という構成です。木虎はエースでもあり近距離担当なので、相手チームのエース格や同じ近距離ポジションを相手取ることになります。A級のエース格や近距離ポジションはツワモノ揃いなので、木虎1人だけでは手厳しいこともあります。なので、嵐山や時枝が上手くバランサーとして入ることで上手く絡め取るのだと思われます。

また、単騎で高性能であり、機転の効くタイプのため、状況を見ながら1人で動かすこともできます。そのあたりは嵐山が上手く戦況を見ながら指示をしていると思われますが、木虎自身も考える力があるため、戦況を有利に進める力は強いといえます。実際にブラックトリガー争奪戦、大規模侵攻、ガロプラ襲来の際は木虎を1人で奇襲、サポートといったように動かすことも多く、嵐山からも信頼されている証拠と言えます。

木虎は視聴者から過小評価されがちですが、当真を撃破したり、米屋とのタイマンを制したり、戦況を読む力が高かったりと中学生でありながらA級に相応しい実力者と言えます。

木虎はなぜ嫌われるのか

木虎に対して「うざい」「嫌い」という意見があります。私もワールドトリガーをざっと見ていた時は同じことを思いました。なので、そういった意見に対しては理解できます。

木虎がウザい、嫌いだと感じるのは
・大して強くないのに偉そう
・木虎のおかげでA級5位ってわけではないでしょ
・三雲をいじめるな!
・対抗心が見苦しいよ
・プライドが高い
・A級へのこだわりが強く、BCを下に見ている
・対人欲求が残念
といった要素からくるのではないでしょうか。ワールドトリガーのキャラは基本的に最初は悪キャラっぽく登場し、実はそうではありませんでした。という流れが多いです。木虎もそういう流れをたどっており、初期だと
・死体のトリオン兵を斬り、偉そうにしている
・三雲に対して必要以上に厳しい
・一般市民から有名人扱いされていることに対して、言動が一致していない
といったのが癇に障る人もいたのではないでしょうか。

しかしながら、木虎自身に悪気があることはほぼなく、そもそも15歳ということを考えれば可愛く見えてきます。むしろ、15歳にしてはかなりしっかりしている方だといえます。
三雲に対してもいじめ的な気持ちよりは至極当然のことを言っており、主人公補正をかけずにみれば、むしろ三雲の方が図々しいことのほうが多いです。
イルガーを上手く仕留められなかったり、ラービットに捕獲されたりしましたが、15歳と考えればかなりよくやっている方であり、彼女が高校生、大学生になる頃には今の隊員よりも遥かに強くなっていると思われます。また、嵐山隊をA級に引き上げたのも木虎の功績が大きく、今も実力がないわけではありません。比較対象がブラックトリガー使用時の空閑であったり、イルガー、ラービットを軽々倒す太刀川だったりと同情せざる終えません。

食戟のソーマの作者、佐伯俊氏が書いた木虎

佐伯俊氏によってジャンプヒロイン集合の水着絵が書かれており、ワールドトリガー代表で書かれています。男性陣は嬉しいやつですね。

また、メタ的ではありますが、このポスターを見た木虎は「我ながらセクシーだわ」と自分を見てニヤニヤしていたそうです。

出典:ワールドトリガー ©葦原大介/佐伯俊 集英社

そこそこまぁまぁな話

「Dカップ」
ワールドトリガー内でも屈指の巨乳であり、公表されている中では藤丸のの国近柚宇に次ぐサイズです。同サイズには宇佐美がいます。

「入隊時に3,600ptの初期ポイント(通常は1000)」
かなりの有望枠として見られており、4,000ptでB級になることを考えると、かなりの初期ポイントを与えられていました。

「近距離万能手へと転向した」
トリオン量の少なさで挫折を経験し、トリオン量がものをいうガンナーだと限界を感じ、近接オールラウンダーに転向しています。このスタイルは三輪や香取と近いです。

「嵐山隊に加入して、A級に引き上げた」
柿崎が脱退した嵐山隊に加入し、エース兼指揮を担っていた嵐山に代わり、エースを担うことでA級入りを果たしています。

「トリオンの「4」は少ない」
三雲が「2」であり、それに次ぐ低さです。同じく「4」を持つのは三輪隊の米屋と東隊の小荒井です。

「とりまるガールズ」
二宮隊の氷見、香取隊の香取と同じく、烏丸大好きっ娘です。B級ランク戦Round8では出水と佐鳥のフォロもーあり隣に座れました。

「鬼怒田、古寺に次ぐ賢さ」
BBFでは古寺と同位置になるため2位だが、閉鎖環境試験の試験では古寺より少し低いです。

隊員 課題得点 特別課題 A級評価 合計
古寺 415 80 +20 515
木虎 409 80 +8 497

 

パラメータ

トリオン 攻撃 防御・援護 機動 技術 射程 指揮 特殊戦術 トータル
4 8 7 8 9 3 6 4 49

・トリオン量が三雲に次ぐワースト2位タイ(米屋、小荒井)
・オールラウンダーの中では機動が1位タイ(歌川、香取)
・オールラウンダーの中では技術が1位タイ(木崎、天羽)
中学3年生にしてはかなりのハイスペックであり、将来有望感が否めません。
イルガーやラービットの討伐では太刀川と比較されがちですが、スペックは一流であり、エースに相応しい能力となっています。ポジションと性別が被る香取よりも性能は高く、まさに努力する天才と言えます。

トリガーセット

メイントリガー サブトリガー
アステロイド:拳銃 スコーピオン(改)※
スパイダー(改):拳銃※ FREE TRIGGER
シールド シールド
FREE TRIGGER バッグワーム

A級のため、トリガーをカスタムしており、スコーピオンとスパイダーを(改)にしています。
スコーピオンは持つ場所を中心に上下に伸びており、高速回転をさせられます。また、普通のスコーピオンが使えないわけではなく、脚ブレードといった脚からスコーピオンを生やして攻撃、移動に用いることも可能です。
スパイダーはシューター形式で放つタイプではなく、ハンドガンの弾丸として放つことができ、正確性とスピード性が強化されています。また、通常のアステロイドの弾丸とは弾を切り替えるだけで使用可能なので、「アステロイド➔スパイダー」への切り替えが素早く、高速型の木虎には相性の良い作りになっています。

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