東春秋というヤバい人。誰よりも強く、信頼されている男の魅力とは

東春秋（あずまはるあき）はB級6位の東隊でスナイパーを務める育成の王です。登場時は冴えないおじさんかと思いきや、回が進む毎に東の偉大さが判明し、ファンになった方も多いのではないでしょうか。そして、彼を深ぼるとさらに偉大な人物だということが分かります。本日は彼の魅力や知られざる真実に迫っていきましょう。

東春秋のプロフィール

出典：ワールドトリガー ©葦原大介／集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

【釣り】が好きな他の隊員
玉狛支部　林藤匠（釣りは好きだが釣れない）

【刺身】が好きな他の隊員
A級7位三輪隊　三輪秀次

【天ぷら】が好きな他の隊員
B級13位柿崎隊　宇井真登香
C級　夏目出穂

最初に登場した際は、眠たそうな目つきで年齢の割にC級隊員の入隊オリエンテーションで補佐官を務めていたり（スナイパーのメインは佐鳥賢）、大規模侵攻時にB級の隊長ということで、冴えない平社員的な感じかと思われていました。
しかし、回が進むにつれて「この人ヤバい」というのが視聴者の中でも理解され始め、現在では誰よりも優れた隊員として認知されています。

また、何と言っても、育成の鬼ということです。現在、前線で活躍する隊員の殆どが東春秋の元で弟子をしており、戦力強化には大いに貢献しています。プロフィールはまさに渋いおっさんのような感じであり、和を感じさせる東春秋ですが、彼がボーダーにもたらした成果も含めて解説していきます。

主な活躍

彼の活躍は自らが前線で身を張ることではなく、指揮官としての活躍が目立っています。軍師というポジションであり、戦略戦術のプロと言えます。
また戦闘員としても優秀であり、スナイパーとしての腕も一線級と言えます。佐鳥賢のツインスナイプや職人肌の当真勇とは異なるタイプであり、地に足のついた基本に充実故に厄介なスナイパーと言えます。

大規模侵攻（VSランバネイン）

アフトクラトルからの大規模侵攻の際、人型ネイバーであるランバネインの対峙しました。その場にいた東春秋以外のB級隊員は全員ベイルアウトさせられてしまいます。逃げながらも囮役になったり、相手のタイプや戦い方を分析したりと、東春秋らしい戦いを拾いしていました。
その後は数の有利で戦っていましたが、B級隊員だけだと牽制にはなっておらずA級3バカの出水公平、米屋陽介、緑川駿の力を借りて戦う展開となりました。A級3バカがランバネインの余裕をなくし、その感じを察知したや否や数の有利で一気に押す展開に切り替えます。最終的には米屋陽介がランバネインを仕留めたことで戦闘に勝利します。

目の前に出現されたにも関わらず逃げ切ったり、浮遊したランバネインをしっかりと狙撃するなど、スナイパーとしての能力の高さはこの頃から垣間見せていました。B級中位を集め、チームプレイで戦い勝利する戦闘であったことからも、その指揮官であった東春秋の味がでた戦闘と言えます。結果、個人で一級戦功（報奨金80万+800P）を獲得しています。

B級ランク戦Round4（VS二宮隊・影浦隊・三雲隊）

東春秋は基本的にチームの育成に重きを置いているため、小荒井登と奥寺常幸に戦い方やステージ選択権を決めさせ、自らは駒の1つとして動いています。

試合ではあくまで駒の1つとして動いていたにも関わらず、しっかりとキルをしており、
・三雲修を3枚壁抜きでワンショットキル
・爆風による視界不良の中、辻新之助を撃ち抜く
・距離と状況をみて、素早くライトニング、アイビスに切り替える
・雨取千佳が砲撃するやいなや、ベイルアウトを読み、60m境内まで入りベイルアウトをさせない動きを取る
・北添尋の適当メテオラをライトニングで空中狙撃
により、スナイパー、戦闘員としての実力の高さを見せたと言えます。。

その後も時間制限までやられることなく、生存点を与えることなく試合を終えました。元A級1位の隊長という紹介がされたのもこの試合であり、多くの読者が「東さんはヤバい人だ」と認識を改めることになる。

ガロプラ襲来

ランク戦が控えていたため、登場することはありませんでした。しかし、隊員に被害が及ぶような事態になる場合は、臨時指揮官として隊を率いることになっていました。結果は、登場せずであり、東春秋が登場するまでもなく事なきを得ました。

B級ランク戦Round7（VS影浦隊・三雲隊・来馬隊）

試合前に「2人の成長の段階を測る試合になるかもしれない」と試合結果やランク順位とは別に思惑を持っていました。

このランク戦では
・小荒井登、奥寺常幸によって追い込んた絵馬ユヅルを撃破
・変わり身のマントを使い、ヒュースにを撃破
としっかり、2キルをしています。
また、ダミービーコンにより戦場を撹乱し、状況を好転させています。東春秋が使うダミービーコンは、他の隊員が使うダミービーコンよりも強力であり「東さんだから…」というバイアスがかかっていました。

また、先述した「2人の成長の段階を測る試合になるかもしれない」に対する答えは「合格」でした。
小荒井登、奥寺常幸が試合状況を理解した上で「撤退」の判断ができたためです。仲間の数と相手の数、相手の力量を知った上で、前のめりにならず撤退できるかを見極めたかったと思われます。見事な判断をすることができたことにより、サブトリガーの解禁をしています。

余談ですが、基本的に東春秋はやられることがなく、ベイルアウトすることがありません。しかし、この試合ではベイルアウトする貴重なシーンでした。

B級ランク戦Round8（VS影浦隊・王子隊）

小荒井登、奥寺常幸がサブトリガーを解禁したことで他の隊にインパクトを与えました。戦術の幅を広がり相手に意表を突くことができたこともあり、結果的には生存点を得て、単独勝利をしています。

得点等の試合内容は不明ですが、3点取ったことが確認されています。
影浦隊・東隊・王子隊：3・4・3
であり、東春秋1人が生き残りました。

公表された情報ですと、
・影浦雅人は東春秋にやられる
・影浦雅人は奥寺常幸をマンティスで撃破
です。また、王子が東隊のサブトリガー解禁に驚いており、やられたような表現をしていたことから、奥寺・小荒井ペアのどちらかにやられたと予測できます。以上より、東隊は影浦と王子＋生存点で４点になります。
東隊はこれ以上の点を取っていないので、北添尋と絵馬ユヅルは王子隊にやられたと分かります。
機動力のない絵馬ユヅルと北添尋は機動力のある王子隊を苦手としたと分かります。

これだけの情報で全隊の得点を整理することができます。
【影浦隊】
奥寺常幸＋蔵内和紀＋樫尾由多嘉で３ポイント
影浦雅人：東春秋にやられる
北添尋：王子隊にやられる
絵馬ユヅル：王子隊にやられる
【東隊】
影浦雅人＋王子一彰＋生存点で４ポイント
東春秋：生き残り
奥寺常幸：影浦雅人にやられる
小荒井登：王子隊にやられる
【王子隊】
北添尋＋絵馬ユヅル＋小荒井登で３ポイント
王子一彰：奥寺常幸or小荒井登にやられる
蔵内和紀：影浦隊にやられる
樫尾由多嘉：影浦隊にやられる

OVAなどがあれば、東春秋の試合を見たいものですね。

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交友関係

東春秋の交友関係は広く、多くの人物に慕われています。
東春秋からのコミュニケーションも豊富であり、何かと「焼肉いくか」と後輩を誘うのは十八番と言えます。
実際に大規模侵攻が終わった後には出水公平、米屋陽介、緑川駿との約束を守り、焼肉屋で食事をしています。また、三輪秀次とも親交があるため、焼肉に誘う場面がありました。
元東隊の二宮匡貴がこの影響を受けてか、自分の隊で何かあると焼肉屋で食事をすることがあります。

上層部との交友関係もあり、何かと頼りにされる場面があり、ヒュースがネイバーだとバレかけていた際は根付と共に情報操作をおこなったりしています。

麻雀仲間

大人同士の時間も愛しむところがあり、冬島慎次、太刀川慶、諏訪洸太朗と麻雀で楽しむこともあるらしいです。何とも言えない渋いメンバーですね。

弟子

東は多くの弟子を抱えており、現在活躍している多くの隊員が東の弟子だったりします。

【スナイパー】
A級木崎隊：パーフェクトオールラウンダーの木崎レンジ
A級2位冬島隊：個人総合4位、No.1狙撃手の当真勇
A級7位三輪隊：No.2狙撃手の奈良坂透
B級1位（A級4位）二宮隊：精密射撃技術の鳩原未来

【戦術】
A級7位三輪隊：月見蓮

【旧東隊：A級1位時代】
B級1位（A級4位）二宮隊：個人総合2位、No.2射手の二宮匡貴
A級6位加古隊：加古望
A級7位三輪隊：三輪秀次

【旧東隊】
A級8位片桐隊：片桐隆明
A級8位片桐隊：一条雪丸
A級8位片桐隊：データ重視のBカップの結束夏凛

これらは全員が東の指導を受けたメンバーである。勿論、彼らは自分たちの弟子にも同じような指導をするため、
A級1位：個人総合1位、No.1攻撃手の太刀川慶（月見の弟子）
A級6位：黒江双葉（加古のチームメイト）
A級6位：喜多川真衣（加古のチームメイト）
A級6位：小早川杏（加古のチームメイト）
A級7位：米屋陽介（三輪、月見のチームメイト）
A級7位：古寺章平（三輪、月見のチームメイト）
A級8位：桃園藤一郎（片桐、一条、結束のチームメイト）
A級8位：尼倉亜澄（片桐、一条、結束のチームメイト）
B級1位：犬飼澄晴（二宮のチームメイト）
B級1位：辻新之助（二宮のチームメイト）
B級1位：氷見亜季（二宮のチームメイト）
B級2位玉狛第二：雨取千佳（木崎の弟子）
B級3位：絵馬ユヅル（鳩原の弟子）
といった感じで、主力の殆どが東のDNAを受け継いでいることになっている。

隊での役割

基本的にはチームワーク重視の戦術重視です。現東隊では、自身を駒と表現し、小荒井登・奥寺常幸に作戦指揮を取らせるようにしています。そのため、隊長でありながらも裏でフォローするような立ち回りが主になります。
小荒井登・奥寺常幸が考えて色々と発言するわけですが、何でもかんでもOKとするわけではなく、「なぜ、そのようにしたのか」という疑問を投げかけることで、考えることを大事にしていたりします。これにより、戦略戦術を常に考えるように癖付けさせています。

また、小手先に頼った戦い方をしないよう、サブトリガーを縛ることで基礎作りを大事にしています。これにより、一見モブキャラの小荒井登、奥寺常幸もなかなかの戦闘力を有しています。

東春秋が東隊でする働きは
・発見した相手に隙があれば狙う
・チームが作った隙に対して狙う
など、自分でいくよりも、来るべき状況を待つことを得意としています。自らが出張って戦闘をすれば、勝利確定になってしまうためだと思われ、攻めのスナイパーができないわけではなく、あえて待ちのスタンスや駒のスタンスを徹底しているに過ぎません。
そんな東春秋は今期の全8試合のランク戦で2回しかベイルアウトしておらず、1回は小荒井登、奥寺常幸の判断によるものである。もう1回は3チームから集中攻撃を受けたという、最終戦のヒュースのような状態です。

東春秋と言えば、第1次東隊と第2次東隊、現在の東隊で3回も隊を作っています。
その隊員たちの多くは隊長として活躍しています。そういったことからも、将来の隊長候補を育成していると言え、それが東春秋のやりがいでもあり、役割であるとも言えます。
隊長の役割はチームを率いて、時にはエース的な役割もこなす部活の部長的と言えますが、東春秋の場合は部長兼顧問のような仕事までしていると言えます。

そこそこまぁまぁな話

「東隊の作戦室」
東さん人気がありすぎるため、東隊の隊室には応接セットがあります。
悩んだ時はいつでもここで相談がおこなわれているとかなんとか…

「大学院でトリオン研究をしている」
東は大学院生であり、研究対象はトリオンである。トリオンの構造を明らかにするために日夜研究をしています。

「小荒井登を狙撃」
新型ラービットが現れ、小荒井が捕縛された際、吸収されることを咄嗟に理解し、小荒井を狙撃し、ベイルアウトさせています。
一方諏訪洸太朗さんや木虎藍はトリオンキューブにされたあたり、この判断の難しさが簡単ではないことが分かります。

「圧倒的死亡フラグ回避」
初めて新型と遭遇したのは東隊でしたが、仲間の捕獲を回避した上で自分は上手く逃げ切っています。また、同様にランバネインも目の前に現れ、一瞬で5名の隊員が狙撃される中でも逃げ切っています。戦略的な一時撤退とはまさにこのことです。

「隊長からの人気も高い」
遠征選抜試験のアンケートで11人の遠征選抜試験の隊長の内6人が一緒に行きたい人に東春秋を指名しています。

「ボーダー1の師匠」
ワールドトリガー内には様々な師弟関係がありますが、東春秋の弟子が最も多いです。

「感情受信体質に引っかからない」
影浦雅人のサイドエフェクトである感情受信体質は自分に対する感情を察することのできるものです。しかしながら、東春秋と空閑遊真はその感情受信体質でも察することができません。殺意を殺し切ることでなせる技のようです。

「狙撃手の祖であり、元A級1位の隊長」
恐らく、二宮匡貴、加古望、三輪秀次の時代にA級1位になっています。また、狙撃手の祖であり、その利用価値や戦術の幅を広げた人物と言えます。

「焼肉が好きでギアラが好き」
何かあれば焼肉に誘うおじさんです。そしてギアラという部位が好きです。その影響を受けてか、二宮匡貴も隊員たちを焼肉に誘うようになっています。

「渋い面子での交友もある」
先述で記載していますが、麻雀も嗜むようで冬島慎二、太刀川慶、諏訪洸太朗で麻雀を楽しむようです。ついでに、小佐野瑠衣と北添尋も麻雀ができるのでたまに参戦しているかもしれませんね。

パラメータ

・トータルはボーダー同率1位（木崎レイジと並ぶ）
・防御・援護はボーダー2位
・射程はボーダー3位
・指揮はボーダー同率1位（忍田真史と並ぶ）

スナイパーはパラメータが高くなる傾向にありますが、14トリガー＋専用トリガーを使用する木崎レイジよりも8トリガーでパラメータ66を成している東春秋のヤバさが際立っています。また、指揮も一流であり本部長の忍田真史と同値です。忍田真史が手に負えない際は代わりを務めるだけあります。

狙撃レベルとしては当真勇や奈良坂透などの若手の実力者たちの方が優れているかもしれません。しかしながら、スナイパーは打つだけのポジションではありません。立ち回りや俯瞰した位置からこそ練れる戦略戦術、意表を突く着眼点など求められる能力が多いです。東春秋はそういった様々な能力が高いスナイパーと言えます。

トリガーセット

全体的なトリガーセットの評価としてはシンプルであり、無駄なく必要なトリガーをセットしています。スナイパーで最も人気のあるイーグレットではなく、威力重視のアイビスを好んで使用しています。東春秋の不遇点と言えば、やたらとアイビスを防がれる点です。
新型ラービット、二宮匡貴にはアイビスを防がれてしまっています。

また、使用者の少ないダミービーコン持ちです。東春秋がダミービーコンを使用するならば、「東さんだから…」という余計な思考を与えることが可能であり、それだけで判断を鈍らすことのできたりします。